寛容と旅

人によって何が許せて何が許せないのかは異なる。

強迫性パーソナリティ障害の人は、完璧じゃないことが許せないし、

自己愛性パーソナリティ障害の人は、周りの人の成功が許せない。

実際に当てはまっている訳でもないのにそう考えてしまう。

許せないことはとにかく許せないのだ。

仕事柄僕は寛容な方だが、何故か最近許せないことが増えてきた。そんな自分が嫌になることが増えてきた。

そんな時にはいつも旅に出た。

旅は寛容さを教えてくれる。
僕が僕でいいのだと教えてくれる。

インドでは5時間おくれてくる電車を許すことを知った。

イタリアでは口笛を吹きながら接客してくるウェイトレスの存在を知った。

ボリビアでは湖の上で生活してコカインを吸っている人のことを知った。

タイでは何もしないで一日過ごしたっていいんだということを知った。

旅をすると凝り固まった価値観や、ジョーシキがほぐされ、本来の自然な感覚が蘇る。。

完璧な物なんてない、常識なんて物はない、すべて幻想だ、勝手に誰かが作り上げて押し付けている物にすぎない。

そう思えてくる。

今は

新しいことを考えたり、動き出したりしたいのに、身体も頭も動きがとてもスローだ。

。。そろそろ旅をした方がいいかな。

ということで

来週から1ヶ月、ヨーロッパを放浪してきます!

周りに感謝です。。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?