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家族の半分は発達障害

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発達障害者とその家族からみた世界や日常生活。学校の事、仕事の事、投薬の事、二次障害の事などをまとめています。
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#行動分析学

親にできる事は何か

考えよう答えはある 素敵なキャッチコピーでおなじみのヘーベルハウスのCM。人間の人間たらしめている部分をすごく現しているなぁと心に残っている。 最近、アマプラでドクターストーンというアニメを見ているのですが、そこでも同じようなセリフを耳にしました。 理屈と心で恐怖に勝つ 怖がりでない人間など存在しない 頭とハートで考えろ どれほど自然が強くても 俺ら人間が勝てるのは そこだけだろうがよっ! さすがは少年漫画(о´∀`о)あついぜ! 子育てもやはり同じだと感じます。

発達障害児への対応【有料記事】愚痴&かんしゃく編

定型発達の兄(小6)と、発達障害(ASD/ADHD)の弟(小4)2人兄弟のお母さんをやっておりますボンボンです。 最近はめっきり、かんしゃくを起こさない次男。 4歳〜8歳までは、かんしゃく、暴言、泣き叫び、大暴れ、破壊行動、ケンカ、不登園、不登校、家出…www 毎日毎日毎日毎日毎日繰り返される愚痴… いろいろあったなぁ。 そんな嵐のような日々の頃の事。これまでもたくさんたくさんこのnoteに書いてきましたが、私がどうやって次男と向き合ってきたのか。なんでそうしているの

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誤学習のからくり[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回の記事はこちら↓ 行動の強化行動がどのように強化されて行くのかを知るには、行動が起こった後に注目していかなくてはなりません。 行動と感情を別のもと扱って行くと、とても良く理解できますが、意識していないと、なかなかその発想にいたることは難しいかもしれません。 行動が強化されるためには、その行動を起こした後

自己肯定感を育てる工夫① [再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 子どもたちに何かを学んで欲しいと思うのならば、工夫をすることに時間をかけなくてはならないと私は考えます。どんな工夫がいいかな?それを楽しみにすることができれば、大人の方こそ、ものすごい学びが待っています。 大人が工夫をすることを、『子どもが考える機会を減らす』と捉えてしまうと、そこで思考は停止してしまいます。

自己肯定感を育てる工夫②[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回の記事はこちら↓ アメとムチムチは無くても、出来ることあるよ。そんなお話。 前回の記事でも書いたように、どれ程痛い目にあっても、どれほど叱責されても、また元の状態へ戻っていってしまう。回復の原理というものがあります。 ムチの副作用 ①行動自体を減らしてしまう しかられないようにするために、何もしないよ

誤学習から学び直しへ

誤学習のからくり のつづきです。 小学一年生だった、発達障害児(ASD ADHD)の息子は、集団登校の歩くスピードに着いていけず、軽いパニックを起こしました。それを、スピードを緩めるための手段として誤学習してしまいます。歩くスピードに着いていけ無くなると、かんしゃくやパニックを起こし、班の仲間たちへ迷惑をかけてしまうことになってしましました。 集団登校から一度離れて、学び直しをする必要が出てきました。学校と、登校班に許可を取り、息子との話し合いをしました。 その時の事を

誤学習のからくり

自己肯定感を育てる工夫② のつづきです。 行動が強化されていくには、行動が起こった後に注目していかなくてはなりません。 行動と感情を別のもと扱って行くと、とても良く理解できますが、意識していないと、なかなかその発想にいたることは難しいかもしれません。 行動が強化されるためには、その行動を起こした後に何らかの『刺激』があって強化されていきます。 その行動を続ける意味があれば、繰り返し行うようになると言うことです。 その行動を続ける理由は様々ですが、一番初めにその行動が

自己肯定感を育てる工夫②

自己肯定感を育てる工夫①のつづきです。 アメとムチムチは無くても、出来ることあるよ。そんなお話。 前回の記事でも書いたように、どれ程痛い目にあっても、どれほど叱責されても、また元の状態へ戻っていってしまう。回復の原理というものがあります。 ムチの副作用①行動自体を減らしてしまう しかられないようにするために、何もしないようになる。 ②何も新しい事を教えたことにならない 新しい行動は強化と消去の組み合わせによって生まれる。 ③一時的に効果があるが持続しない 回復の原理