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家族の半分は発達障害

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発達障害者とその家族からみた世界や日常生活。学校の事、仕事の事、投薬の事、二次障害の事などをまとめています。
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#不登校

きじとらリボンちゃん召喚【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑ 我が家にかわいいかわいいリボンちゃんがやって来たのは、夫がうつ病一年半目、息子が一学期の終わりに学校へ行けなくなってその後迎えた新学期、9月の連休を控えた頃の出来事。 『猫が飼いたい』 『猫と暮らしたい』 『ね~こ!ね~こ!』 毎日のように息子たちが私に言ってきました。確かに、うつ病の

夫、救急車で運ばれる 学校へ行けなくなった息子はその時

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑ 夫のうつ病は数年間続きました。今回は、まだ一年半目くらいの頃のお話し。 当事は、兄ちゃんが3年生、弟が1年生。弟は夏休み前に学校へ行けなくなり、そのまま突入した夏休みの初めの頃。発達障害の診断も下りていませんでしたし、まだ猫たちは我が家におりませんでした。引越し前に飼っていた猫が亡くなっ

夫はうつ、息子は不登校、その時私は [再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 今から6年ほど前。引っ越しをしました。新しい土地、新しい家、新しい人間関係、新しい学校、新しい通勤通学などなど、ありとあらゆるところ全てが様変りした年でした。 この大きな転機が、私たち家族を幸せにもしましたが、大きな転機は、心や身体に大きな影響をおよぼしました。 まず始めに現れたのは、次男が保育園に通える日と

スクールカウンセラーと学級担任と学級補助員【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 主な登場人物息子 次男一年生の一学期終わり頃に、学校へ行けなくなった事で、発達検査を受け、発達障害ASD/ADHD の合併であることが分かった。 担任の先生(一年生の頃)息子が一年生になるのと同じタイミングで他所の学校から転任されてきた新しい先生。お孫さんがいらっしゃる年代の女性の先生。『~ねばならない』『~

スクールカウンセラーさんとの出会い[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 次男に障害があるとわかったのは、小学一年の秋の事です。1学期末に学校へ行けなくなってしまった息子を、発達障害や小児の困り事を相談できるクリニックへ連れて行き、WISC の検査を受け、数ヶ月かかって診断となりました。 結果は、ASD / ADHD の合併です。 その当時の担任の先生は、とてつもなく『~ねばなら

発達障害は当事者も親も気づかない?!②[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話は↑こちら 発達障害についての検査をクリニックに予約してから、受診するまでに何日か待ちましたし、検査を受けてから診断にいたるまでも結構な日数がかかりました。 そんな折に起こった、登校時のパニック。集団登校は断念し、誤学習の学び直しをしながら、わずかな一歩でもと共に歩んでいた頃のお話しはこちら↓

発達障害は、当事者も親も気がつかない?! ①【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 発達障害は、まわりの人から理解されない、見えない障害だと言われます。 そりゃそうだ。だって、親も気がつかない。妻も気がつかない。本人も気がつかないのだから、まわりの人が気がつく訳がないと思っている。もちろん、発達障害には種類も程度も様々だから、割りと早い段階で、気がついてもらえる人もいることも確かだと思う。け

発達障害児 新学期スタート なわとび記録更新

我が家は、小学5年生 定型発達の兄と、小学3年生発達障害(ASD ADHD )の二人の息子がいます。  発達障害児の弟は、1年生の夏休み前に学校へ行けなくなりました。 そんな大変だった息子が、3年生の三学期は、早く学校へ行きたいといい、始業式を楽しみにしていたほど、学校は息子にとって、大切な居場所になりました。 そして、本日から通常授業!放課後に担任の先生からお電話をいただき、落ち着いて三学期がスタートできました。との報告に、ホッとしました。 発達障害児の息子にとって

夫はうつ、息子は不登校、その時私は

今から5年ほど前。引っ越しをしました。新しい土地、新しい家、新しい人間関係、新しい学校、新しい通勤通学などなど、ありとあらゆるところ全てが、様変りした年でした。 この大きな転機が、私たち家族を幸せにもしましたが、大きな転機は、心や身体に大きな影響をおよぼしました。 まず始めに現れたのは、次男が保育園に通える日と通えない日があり、なかなか新しい環境に馴染めないと言う小さなほころびでした。 そのうち慣れるだろう。そんな風に思ってあまり大事だとは思っていませんでした。保育士さ