トレンドが分かる！バイナリーオプションでの移動平均線の使い方を紹介します

移動平均線とは？

バイナリーオプションだけでなく、FXや株取引の相場分析に使われる移動平均線ですが、このインジケーターはどのようなものでしょうか？

移動平均線とは「○本分の価格の平均」のことで、この平均の値をつなぎ合わせて線を作っていきます。

そのままの意味ですね。

ただ、これだけではよく分からないという方もいると思うので一言で表すのであれば「移動平均線はトレンドを判断するために使う」ことがほとんど。

移動平均線は直近の価格の平均値なので、相場の大まかな流れがつかめます。

そのため移動平均線を見れば相場が上がっているのか、下がっているのか、またトレンドが発生するかどうかを確認することが出来るのです。

トレンドが出てくれば一定時間の間上がるか下がるかのどちらかにしか動かないので「どっちに動くか…！？」と切羽詰まって取引をする必要がありません。

そうなれば予想もしやすくなりますし、短時間で利益を出せる可能性が高くなるのでぜひとも知っておきたいですよね。

移動平均線の基本的なシグナル

それでは移動平均線の基本的なシグナルについてですが、線の向きとクロスを見て相場の動きを判断することができます。

まずは線の向きについてですが、これはそこまで重要ではありませんが相場の動きを見ることが可能です。

上の画像のように移動平均線画を上を向いていれば上昇しているということが言えますし、下を向いていれば下落していると言えます。

またクロスに関してですが、こちらはトレンドを見極めるための重要なシグナルになるのでこれは覚えておくと良いでしょう。

まず、このクロスを見る際は移動平均線は短期で設定したものと長期で設定した2本の移動平均線を準備する必要があります。

上昇のシグナル
・ゴールデンクロス…短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き上げる
下落のシグナル
・デッドクロス…短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ突き抜ける

ゴールデンクロスが出現すれば上昇トレンド、デッドクロスが出現すれば下降トレンドになるので、取引をするときはぜひ使ってみてください。

移動平均線の設定の仕方

それでは次に移動平均線の設定の仕方を見ていきたいと思います。

①スマホアプリでの設定方法

まずはスマホのアプリでの設定方法です。

スマホアプリのメタトレーダーを開いたら、上にある「f」をタップ。

そうすれば上の画像のようになるので「メインウィンドウ」をタップしてください。

ここでメタトレーダーで使えるインジケーター一覧が出てくるので、「トレンド」の項目にある「Moving Average」を選択しましょう。

そうすれば移動平均線の設定画面になるので、期間を設定して「完了」をタップすれば設定は完了です。

メソッドや適用先などは初めて使う方はそのままでも問題ありません。

スタイルは線の色を変えたりすることが出来るので、見やすい色や好きな色を選択しましょう。

設定完了した画面がこちら。

2本の移動平均線を表示させたい場合は、同じ手順を再度行えば2本表示させることができます。

②PCでの設定方法

次にPCでの設定方法について。

まずはメタトレーダーを開いて「挿入」→「インディケーター」→「トレンド」→「Moving Average」を選択。

そうすると移動平均線の設定画面になるので、期間を設定して「OK」をクリックしてください。

こちらも期間以外は特に変更する必要はありませんが、スタイルに関しては自身の見やすい色や好きな色を選択しましょう。

こちらが設定完了したときの画像です。

2本の線を表示させる時は先程の手順を再度行ってください。

移動平均線を使ったバイナリーオプション攻略法

それでは移動平均線を使ったバイナリーオプションの攻略法について見ていきたいと思います。

移動平均線を使った攻略法はいくつかあるので、ここではその中でも有名なものを紹介していくので参考にしてくださいね。

今回は見やすいようにPC版のメタトレーダーを使って解説していきたいと思います。

①パーフェクトオーダー手法

まずは「パーフェクトオーダー手法」について。

パーフェクトオーダー手法という言葉は聞いたことがあっても内容は知らないという方も多いと思います。

パーフェクトオーダー手法とは移動平均線を3本使った手法のことで、移動平均線の期間を短期・中期・長期に設定して、3本全てが同じ方向を向いている状態のことです。

それぞれの線の設定
・短期移動平均線…20
・中期移動平均線…75
・長期移動平均線…200

パーフェクトオーダー手法は3本の移動平均線が同じ方向を向いているのを狙って取引をするというものなので、相場の流れに沿った取引を行う「順張り法」がおすすめです。

パーフェクトオーダー手法は3本の線が同じ方向を向いているパーフェクトオーダーが成立している状態で、一旦相場が戻ったときにエントリーをすれば勝てる可能性が高まると言われています。

丁度上の画像のような感じですね。

赤丸で囲った部分を起点にレートが下がっていっているのが分かるでしょう。

このようにパーフェクトオーダーが発生したらトレンドが発生する可能性が高いので、ぜひ使ってみてください。

難しいと感じるかもしれませんが、実際はそんなことないので、初めての方でも十分使える手法だと思いますよ！

②グランビルの法則

こちらも移動平均線の手法の中では有名でしょう。

ちなみにこちらは手法というよりも法則に従って大体こういう動きをするというように予想をしていくものです。

上の画像のようにローソク足との距離を見ながら取引をしていきます。

それぞれのシグナルの見方と、どう取引をしていくかを見ていきましょう。

買いシグナル
①移動平均線が長時間下落しているときや横ばいで動いているときにローソク足が上昇に転じて移動平均線を下から上に突き抜けたとき→Highで予想
②ローソク足が移動平均線を下回っていても、移動平均線が上昇中の時に上る可能性大→Highで予想
③移動平均線が下にあり、ローソク足が移動平均線に接触しているときに、移動平均線に割り込むこと無く上昇した時は上昇が続く可能性あり→Highで予想
④下向きになっている移動平均線よりも更にローソク足が大きく離れて下落している場合は反発する可能性大→Highで予想
売りシグナル
①移動平均線が長期的に上昇しているときや横ばいで動いているときに、ローソク足が上昇に転じて移動平均線を上から下に突き抜けた時→Lowで予想
②ローソク足が移動平均線w上回っていても、移動平均線が下落中の時は戻り売りになる可能性大→Lowで予想
③移動平均線が上にあり、ローソク足が移動平均線に接触しているときに、移動平均線を上回ること無く下落した時は売られる可能性大→Lowで予想
④上向きになっている移動平均線よりも更にローソク足が大きく離れて下落している場合は反発する可能性大→Lowで予想

移動平均線1本だけでもこのようにシグナルを見ることが出来るので、興味があるという方はぜひ使ってみてください。

まずはデモトレードで試してみよう

今回は移動平均線を使ったバイナリーオプションの攻略法について紹介してきました。

移動平均線は汎用性が高く、色んな使い方ができるインジケーターです。

もちろんメタトレーダーをインストールしていれば、無料で使えるのでお金がないというトレーダーにもおすすめ。

一度に覚えるのは難しいかもしれませんが、海外のバイナリーオプション業者には無料でデモ取引が出来る業者もあるので、そちらを利用するのも良いかもしれませんね。