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イニストラード真紅の契りクイックドラフトに向けた環境の分析

分析の目的

「真夜中の狩り」「フォーゴトンレルム」「酢鳥糞」のクイックドラフトでは、アーキタイプ決め打ちでそれなりの成績を出すことができた。今回は、「真紅の契り」の方針を決めるために環境の分析を行う。


分析方法

下記のフローに従って分析していく。

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アーキ決め打ち:
特定のアーキタイプのカードを決め打ちでピックする。

1色決め打ち :
特定の強い色1色は決め打ちでピックし、他の色はレアや強力なアンコモンの色で決めていく。安定してそれなりのデッキを作りやすい。

弱色無視・ボムレア色ピック :
特定の弱い色を絶対にピックしない。(強いカードが流れてきても。)
ピックできたレアや除去にあわせて色を決めていく。
弱すぎるデッキになることを防ぐ。


使用するデータ

・17Landsの「Format Color Ratings」「Card Ratings」「Recent Trophy Decks(を独自に環境初期から収集したもの)」

・上記のうち11/17~11/25の対戦データ
環境初期は、下記グラフのように環境全体が手探りの状態であるため、環境が落ち着いたっぽい11/17からのデータを使用する。

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(17Lands Format Color Ratingsのゲーム数を日別で集計したグラフ)


[調査1]アーキタイプごとの強さ

17Landsの「Format Color Ratings」(11/17~11/25)の集計結果を確認する。

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全体の勝率が54.5%なので、BR・RW・WU・UR・RG・WBが平均以上の結果を残していることが分かるが、突出して勝率の高いアーキタイプは無いと言えそう。


[調査2]色別の強さ

17LandsのGIH WRが平均勝率(54.5%)以上のコモン・アンコモンカードを集計した。ここから、色別の強弱を確認したい。

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カード数は、W・B・R・Uが同程度で、Gがかなり少ない。

コモンのGIH WRトップ16を並べてみると、白黒赤がほとんどで、緑は1枚もランクインしてないことが分かる。

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以上より、突出して強い1色があるわけではないが、白黒赤が強めで、緑は弱いと言えそう。


[調査3]ボムレア

GIH WRが60%を超えるカードをボムレアとして色別に集めた。

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多色も含めて考えると、黒白赤にボムが集中していることがわかる。


考察

分析結果を分析方法のフローに照らし合わせると
・突出して強いアーキタイプがある?⇒いいえ
・突出して強い色がある?⇒いいえ
・弱い色、アーキがある?⇒はい 緑
となる。

つまり今環境では下記のようなピック方針がよいと考えられる。

・絶対に緑をピックしない。(1-1で緑ボムが取れた場合はok。)
・白黒赤のボムピックを見据えて、この3色をピックしていく。
・最終的にBR(赤黒)、WR(赤白)、WB(白黒)のアーキを目指してピックしていく。


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