「機嫌取り」させて奪って妬んで搾取する恐怖の存在

飢えた鬼。

嫉妬、強欲、憤怒。

私は憤怒から悪霊になって生きた人間を利用して、

怒りの発散をしていた悪鬼。

悪鬼は、餓鬼だ。

餓鬼状態で死んだ人間が悪霊になったものとして表記した。

死んだ人間が悪鬼になって何をしてきたのか。


餓鬼は怒りを発散するために、

嫉妬から生きた人間から奪い取り、

強欲さから餓鬼に尽くさせたり、

餓鬼の機嫌を取らせたり、

餓鬼の機嫌を損ねれば恐怖で支配して、

人間同士に殺し合いをさせて楽しんだり、

怒りや欲深さをもって死んだ人間が死んで悪霊になって、

悪行の限りを尽くしていた。


だから神嫌いという人の中には、

こういった過去世が影響していることもある。

エイブラハム・ヒックスは意識しなければ影響はないと言うが、

私は自覚あるなしに影響がある、と思っている。

過去世、という言葉を聞いたことがない人なんてほとんどいないと私は思っている。


まあ無理して神を好きになる必要はないんだろうけれど。

自分の精神を棚に上げてスピリチュアルを批判したり、

はたまたスピリチュアルを高尚で特別なものと言うのは、

私個人は聞いていて怪訝に感じる。


生きた人間が嫉妬するのは怒りの発散手前だった。

嫉妬してもいいと言うけれど、それは餓鬼状態だ。

嫉妬に気づいたら素早く解放したほうが楽になれる。

餓鬼は救えない、死んでからなおのこと誰も救えない。

救えない、が放って置くと家系に影響を与えたり、

地球にも人間にも生物にも影響を与える可能性があるので、

寺院で施餓鬼供養という場が設けられているのはそのためだろう。

現代人が先祖供養なんてと軽視しているので、施餓鬼供養が行われていないケースも多い。


また、嫉妬は餓鬼状態を表している。

七つの大罪は餓鬼状態を表している。

これは生死に関係なく、人間以外の動物にもあてはまることがある。

それが行動に移れば餓鬼になる。

その感情をずっと持ち続けていても餓鬼になる。

行動手前で解放できれば、餓鬼状態から抜け出せる。


生きた人間も餓鬼になる。

生きた人間が暴力を振るったり、

人からもらうだけもらって払わず搾取したり、

怠惰になって人を働かせて貢がせたり、

嫉妬して欲しいものを奪ったり、

強欲をむき出しにしたり、

腹黒く自分の利を考えて表裏をつけていたり、

七つの大罪を見てみれば、どういうのが餓鬼かすぐわかる。


過去世の感情を解放しているときに、

「それは神じゃないよ、餓鬼は人だよ」

神は豊かで満ち足りているのに、神が搾取する意味がない。

欲しいものすべて手に入る神が人から搾取する意味はない。

(ただし地球上で神が動こうとすると、人間を働かせたがるだけの神は実際いるが…)

餓鬼が搾取して奪って、生前の怒り恨みを晴らそうとする。

死んだあとに満たされることはないので、延々と搾取しつづける。

こんな餓鬼の機嫌取りをさせられていたのがうちの先祖だった。

それが現世でまで続いていて、この家庭科系の人間はそのケが強く、

私が出会った存在もこんなやつらばっかりだった。


餓鬼は生きていても死んでいでも存在している。

だけど「ご機嫌取り」させるようなやつは餓鬼だ。

奪ったり妬んで欲しがるやつも餓鬼だ。

そしてぜったいに、満たされることはない。

機嫌とりしても絶対に満たされることはない。

絶対に。

人から搾取し続けて食っていく悪鬼羅刹は生きていようが死んでいようが救いようはない。





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