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孤独を生きたroom

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記事一覧

事実

悍ましき象牙のドク 行き着く御霊の亡霊が望む忌まわしきチというマントル 水と酸素は木々の群れにマダいたる殺しという母という怨念の存在 その身は永劫として 変わらず ワタシを苦しめる 母はアルノダ 堕胎という選択肢が しかし 誕生は堕胎を超える 正と死の相反など 生と死に及ぶワケは無い ソレに従え いや 命は 誕生は ソレでしか無い身としてしか在ることを許されていない ソレが事実としての誕生からの回

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信じるという気持ち

信じるという概念の
前に置かれた土偶
割れない土偶の前にひれ伏す信仰
という叙事詩
謳うことは
信仰の前に置かれた熱量の
遺伝子の前に
晒された 自然科学という知恵
微分された 自然は
自然科学を積分する
在るという事実
立体という虚像
建築は 生み出したのだ
虚像を
在るという事実の前に
事実というフケ
事実という粘土
在るという立体
理科学という額面
金というフケ
モノという事実
私の志は 揺

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命という連鎖


遠い街の灯 

水平線を下から覗く 多重に重なる道

橋

太陽はグルーヴにのせて 今日も
赤や 青の空の元

波打ちよせるテトラポット
甲虫や命の影

鼓動

それは 太古から浜辺へと流れていた
流木の着く先は 麻薬売買のルートの様に

north to south , west to east

ペットボトルは波の流れに
沈まない瓶

様々な顔を見せる脈略とした血

捨てられる奴隷

生き血

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決断

一生を続ける愛する、女性を、男性と、出会い、想いを深めることが、果たして、恵まれた人間の旅なのかは、失った時に、何を想うことが、千の恋なのか?

無慈悲である、世間が、なにを言おうと、それは、母親に対する想いと、重なり、父親という、矛盾に、匙を投げる。

ワタシは、諸行無常と言わない

転イする風の儚

寂しさという偶像の根源的な恐怖

それは 反射盤にカセラレタ反射盤をも

その瞬間に 恐怖という

無垢が故の真実に晒され

コロナウイルス
という時代に抗体が産まれる

本質的に 在るから 導かれた

繋がりによってのみ メビウスの輪の如く

ヒト に与えられる成長

という

命題

命題の死は 空間という概念の範囲で

空間から消える

それは 異なる空間の為ではなく

命題の死を 要求する

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幻想という惑星

黄緑という愛

相変わらず 生きるのは

ぐちゃぐちゃに塗れたハリボテの

身体の中

愛という讃歌は遠く消え

祈る人生という愛に

与えられた身体という欲望に

ただ ひたすらに

口にする音という媒体

認識する資格という糸を

営みの中に刻まれた身体という

感情の歴史

あなたの選ぶ色

音楽という商品

弄ばれる気持ち

持ちつつ持たれつつな気持ち

感情と愛と気持ち

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与えるという永遠


忘却と木漏れ日の色

        微かな約束は いつしか

色を変え 忘却の彼方を呼び

    その写し出され 差し出された

あの時間を流転する



記憶と記録の狭間で

      あの木漏れ日は 永遠を授かり

       忘却の彼方は                           しまい込まれたそれを

        何処か へと 開け放ち

記録は その何処か 




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歴史


風に吹かれた身体の枯れゆく果ては

老いに逆らう細胞の息吹と

カプセルに包まれた自我との境にある

電磁波の選ぶ選択権と人

肉体という定めは

生まれてこの方 触れることによる

認識以外では

塊という持つすべの本質を

フケのような風化と再生

伸び続け止まる髪は

何処を目指しているのか

羊を飼いながら

牛は一頭では出産したできず

人間との共生のきっかけに

与えるモノを持ち



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演題は其処に在る


残像のアスファルトから
立ち上がった煙 スモーク 霧

夕立ちを待つトラック
排気ガス あの白線を待つ人の声

何処からか
北風

揺れる荷台 

吐き出すエンジンオイル
そう、そこは輪廻

罪と罰はあらかじめご了承ください
と、その車体に刻印を押す
million dollars

引き裂かれた時間
空間がねじ曲がれば 空間がねじ曲がれば

悲痛な声 音 血

カラスはスピードを出す荷台の風を

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臨海と記録の青春


泥にまみれた群青のフィルム
グッと ミゾオチに刺さったナイフ

垂れ落ちシトシトと泥とフィルムに
群青の青春が瓦解した2人の

結末に

いつのまにか通り過ぎていた
置き去りの感情は刺さったナイフの
あとの 空虚で虚ろな空間の中に

音を立てる血液だけが 焼き出し液のごとき
そんな 青春を捉えているかのように

けたたましさを超えた叫び
腹の底は 泥の先のmagma からの怒り

為すすべはない

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真実という墓場

記憶屋の商売は記憶の売買 あの嘘がほんとに、あの真実が 虚実混濁とあいなる 記憶屋は社会の出入り口に立って 人を観察している 本能を求め、騙し合いの求愛に 身を任せる男女には よく、社会の鎧が売れるらしい 真実の姿は、23時を廻った 居間の晩酌にある 野球に一喜一憂し、ゲップ ケツをかくのだ 真実の愛はだらしがない 授かった知恵 それも愛 記憶屋は信じることは未来だと言う 入り口の逆の道でも商売は

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不都合な真実

真理というメビウスに似た 主体と客体の溝に 崖から飛び降りる事実 そう 事実とは記録の集積のメモリーの総称体 のはずなのだ 記録が 真実の闇に晒される瞬間 事実への冒涜と詐欺師の手の動きとやつ 拐われる事実 それは ノミとハンマーで プログラムの 肉と骨を断つ 焼却場で 見ず知らずの 行き交う情報という名の主体の 立体交差に埋もれるその事実 は 誰にも 悟られず ただ風化していく それは 真理から

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盲目と世界

少年は出会う 盲目なことを 知った3人組に それは 町に一つはあるだろう世界 路地と交差する砂地 高い堀へと 池に続く道 世界は 3人の命題を与えない 3人は只の冷やかしとヒエラルキーへの 欺瞞と欲望で満ち しかし同時に愛を持つ 池の甲殻類をもてはやし 階段の空き地に昆虫の死骸を置く そう、棄てるのでは無い 置くのだ 少年は一人きりで、昆虫の死骸を置く あの 堀を歩く 盲目を知った3人の表情は ど

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味方とは誰か

スピリタス 滴る氷に むせ返る店内 肩から上がる蒸気 ヒト殺しと呼ばれるショットバー 公園にも、似たショットバー 社会 空間 それは、あの移動する箱の値段が示した それだけの差 ヒト殺しは加速する 知多 混ざるスピリタス 炭酸 脳を駆け巡るガス 起こったのだ あのとき もう、アルコールで死にはしまい ショットバーの踏み絵 バーテンはいつも 客の味方だ 客に礼節がある限り カラスの起床とバーテンの店

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