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三桝隆一
2024年6月7日 04:43
ウェイターの右胸の空白はレジスターに立つ椅子に優しいその椅子に座る右ポケットの50セントに手を付ける時あの改札の入り口で ベルを打つ
2024年6月7日 04:41
類いという質量にひふされた誠意という引力あからさまに訪れる現代の病いコードというラインに導かれた雑念その不躾なる躾の風の強さが確実に与えられた吃音の口角に
2024年6月7日 04:39
鳥の巣立ちに声が届く時その歌声を聴きに来た老女時折、キッチンの窓から返す向こうを見るだろう玄関に置いたベルにあの主人の顔を思い浮かべるmorni'ng
2024年6月7日 04:36
光の乱れた 濡れた爪の先にかかる身柄に事実の前と窓が車窓に届く風に乗せた音も同時に起こるとされたその瞬間に
2024年6月7日 04:34
神秘は捨てた 拭いきれない 意識する記憶の数々は現象とともに 思い出のダストボックスに しまうんだ整理された動かない本棚と一緒で それは あの雰囲気すら体に残る 現象としてあるべき自身を知ったんだ 私は生まれたんだだから 本棚に 言おう 愛されようなんて思うんじゃないと
2024年6月7日 04:29
spot に 落とす鉛の音 速度走る指先が灯す未来 描かれた虚空の 現実の姿が現実である 社会の事実に 描くことを 止めないことの真実に見えない前置きの色と柄がそれを呼ぶ