西都市の地域産にもっと光を当てる”Re:Lightプロジェクト"(西都市地域商社事業業務委託)_R6.4月活動レポート
R6年度より、西都市の地域産品となり得る商品の開発や磨き上げを行うため、地域商社事業をスタートしました。
Re:Lightプロジェクトの目的
西都市の観光の魅力創出及び発展を図るため、市内の豊かな農畜産物や地域資源等を活かした地域産品となり得る商品の開発や磨き上げを希望する個人や事業者等を支援することで、マーケティング調査により絞り込んだターゲットに訴求するお土産品等の発掘を行い、観光消費額の拡大につなげることを目的としています。
R6.4月の活動レポート
事業背景
西都市には、豊かな農畜産物や地域資源があるものの地域産品の開発や磨き上げを行うにはまだまだ課題が多く残っています。
消費者目線でのマーケティングやデザイン、商品化に向けた設備投資にかかる費用、商品開発後の販路開拓など、課題は多岐にわたっており一様の手段では解決に繋がらない状況です。
先述のように、商品開発という事業においては様々な課題が壁として存在していることから実際に事業化までこぎつけることのできる事業者も多くはなく、生産者や事業者の方が想いを形にできていないケースも散見されます。
コンセプト設計
そこで、地域商社事業を受託する上で、まずは西都市の生産者・事業者に対してどのように貢献できるのか、どのような価値を提供すべきなのか、とコンセプト設計から始めました。
背景にある課題を踏まえて、自分たちがプログラムを実施する上で価値を提供する対象、いわゆるターゲットは以下2点。
想いはあるが事業化に係るコストが原因で商品開発に着手できていない
商品開発に着手したものの、事業化に向けて壁にぶつかっている
上記の状態にある生産者・事業者に商品開発に取り組むためのきっかけや具体的な考え方を価値として提供し、あとはお任せではなく困ったときに一番側にいてすぐに相談できる体制を作ろうと決めました。
その上で、商品ができれば何でもよいわけではなく、地域の人や地域のものに改めて光が当たるような商品が生まれることを期待し、
「西都市の地域産にもっと光を当てる」
をコンセプトとして設定し、Re:Lightプロジェクトと名付けました。
セミナー講師及びアドバイザーの決定
続いて、コンセプトを実現するために必要な外部のプロフェッショナルとしてセミナー講師やアドバイザーのリサーチを開始しました。
今回のプログラムにおいて、プロフェッショナルとして求めるものは
机上の理論ではなく商品開発の実践を行っていること
セオリーや考え方を伝えるだけではなく、事業者とともに走れること
消費者やバイヤーといった買い手が求めるものを理解していること
上記の要素を踏まえたうえで、ターゲットとなる生産者・事業者の課題や心理的障壁を取り除くことが可能な方として、以下の2名にセミナー及び伴走支援をお願いすることとしました。
PICKLES ACADEMY運営 合同会社JINRI
代表 椋木章雄 様
バイヤーズ・ガイド創刊 有限会社永瀬事務所
代表取締役 永瀬正彦 様
事業スケジュールの策定
商品開発のヒントから座学としての学びを得るだけではなく、超実践的なプログラムとなるように、年内に大規模展示会への出展を目指しスケジュールを策定しました。
広報活動の準備
対象となる生産者・事業者の方に向けて一人でも多くの方に届き、検討していただけるように、あらゆる角度からの広報活動を準備しました。
SNS広告
西都市及び近隣市町村に向けて、効率的にプログラムの広報を行うためにInstagramやFacebookにMeta広告の配信を行う準備を行いました。
【配信先】
Instagram,Facebook
【準備】
広告用クリエイティブ、テキスト
配信ターゲット設計
フライヤー配布
説明会募集用のフライヤーを作成し、WebやSNSアプリを使用しない層に向けての広報活動を行いました。
【配布先】
西都市
西都市観光協会
西都商工会議所
回覧板
西都市広報
西都市公式LINEや西都市として報道各社へのプレスリリースなどを配信し、市からの委託事業であることで、信頼性の高い情報として発信を行いました。
次月の活動予定
5月はSNS広告の配信開始と同時に説明会に参加いただけそうな生産者・事業者に向けた個別の声掛けを行います。
また、説明会は5/23(木)15:00-16:00と5/28(火)15:00-16:00の2日に分けて開催予定です。
申し込みがまだという方はこちらからお申し込みください。
一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
地域商社グループ プロジェクトマネージャー
福島 亨
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