【ダブルバトルレギュレーションG】追い風眼鏡テラパゴス
あいさつ
ポケモントレーナーのみなさん、はじめまして
今回が初めての構築記事の投稿になります。宜しくお願いします
突然ですが、タイプ相性って煩わしくないですか?
ミライドンを使ったら草タイプが目につくし、黒バドレックスを使えば悪タイプが多くて嫌になってしまいますよね
おまけにテラスタルでタイプを変えられては何が何だかわかりません
そんなみなさんにタイプ相性無視で全てをブッ壊しにいく眼鏡テラパゴスをご提案させていただきます
戦績
ランクバトルシーズン18
レート1812
筆者は普段はレート1700いけばいい程度の腕前しかないのですが、この構築でレート1800にタッチできたので記念と備忘録として、また構築力の向上を目指して構築記事を書いてみることにしました。
パーティ
構築の経緯
絶賛開催中のレギュレーションGですが、やはり禁止伝説1体ルールは禁止伝説の相性に左右されやすいところがあります。
一方でテラパゴスは防御面はともかく攻撃面においてはタイプ相性が存在しないも同然なのであまり思考せずに戦えそうだなと思いました。
公式大会のブルーベリープロローグでも楽しく戦えたので、思い入れのあるポケモンでもあります。
それに次回作でテラスタルが使えなくなる可能性を考えると、ステラフォルムのテラパゴスを使えるのは今だけみたいなものです。だったら今使っておきたいという考えから、テラパゴスを中心とした構築に取り掛かりました。
テラパゴスの強みはやはりタイプ相性無視全体攻撃のステラテラクラスターですが、ステラタイプゆえタイプ一致とならずステラ補正の1.2倍しか乗らず、さらにテラパゴス自体そんなに火力の高いポケモンではありません。
またテラパゴスには瞑想型もありますが環境に猫騙し持ち、挑発持ちが非常に多いため不安があります。そのためこだわりメガネでの運用としました。
上から殴っていくための追い風要員として、テラパゴスの弱点である格闘タイプに対する打点も兼ねてエルフーンを採用。
次にウーラオスなどの格闘タイプのポケモンに対しての受け出し・怒りの粉による保護を目的としてモロバレルを採用。
テラパゴスで削った相手を仕留めるためにウーラオスを採用。追い風が切れるタイミングでの登板もあるポジションなので持ち物はスカーフとしました
同じくトドメのための要員として、また中長期戦での回復リソースも兼ねてゴリランダーを採用。テラパゴスは早々にテラスタルする運用のため、ゼロフォーミングでグラスフィールドが消えてしまう点についての考慮は不要になります
最後に汎用的に使えるガオガエンを入れて完成
…などとやっているうちにサイクル積みパのような見た目の構築になりましたが、逆に瞑想型と誤認してくれるかもしれないのでよしとしました。実際何度かテラパゴスに挑発を当てられて勝ちを拾えました
個体詳細
テラスタルはテラパゴスに使う以外ありえないのでテラスタイプの記載は省略します
テラパゴス
テラスタル:193-*-134-170-131-113
ステラ:258-*-134-198-131-113
H:テラスタルフォルムで16n+1(あまり意味はなかった)
C:ステラフォルムで11n
S:追い風下で準速スカーフウーラオス抜き
残りB
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
テラクラスター/マジカルシャイン/だいちのちから/はかいこうせん
ご存知ゼロの秘宝。
基本的には開幕からステラフォルムに変身してテラクラスターを打ちまくっていきます。テラスシェルはおまけ、あるいは相手に最初からの全力攻撃を躊躇させるブラフだと思ってください
格闘タイプが弱点ですが、ステラフォルムは非常に耐久の高い数値をしていますので補正ありウーラオスのインファイト程度であれば耐えることができますので強気で攻めに行くことができます
破壊光線はテラパゴスの真の最強技です。威力150一致ステラ補正2.0倍の眼鏡破壊光線は等倍で通れば大体の敵は粉砕できます。
反動の隙は猫騙しや怒りの粉で補助、あるいは破壊光線を打つ際に隣のポケモンをキノコの胞子で眠らせておきましょう。
先発で出してきた白バドレックスやミライドンなどを破壊光線で葬る快感はテラクラスターでは味わえません。
もちろん扱いの難しい技ですので使用には十分な注意が必要です。
命中が不安な技でもあるので「祈り」も必要になります
マジカルシャインは正直微妙でした。ワイドガード最大手のペリッパーに大地が効かないのでマジカルシャインは外してトライアタックにするのもいいと思います
エルフーン
136-*-105-129-95-184
性格:おくびょう
持ち物:きあいのタスキ
ムーンフォース/アンコール/おいかぜ/がむしゃら
追い風要因であり、テラパゴスが苦手とする格闘タイプの対策になります。
また、眼鏡テラクラスターでも2〜3発以内で仕留めきれないような高耐久な相手ポケモンに対して襷がむしゃらで削る役目もあります
アンコールも便利なもので、まもるやねこだましを使用したポケモンに対して使用して無防備になったところを、あるいはアンコール回避・解除のために交代で出てきたポケモンに対してテラパゴスがテラクラスターを叩き込めます。
相手トルネロスの1ターン目こがらしあらしを運よく回避した後、相手の追い風始動を阻止するべくアンコールをトルネロスにかけ、優先度+1こがらしあらしで落ちていくという健気な姿も見られました
ウーラオス(れんげきのかた)
183-187-121-*-95-139
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりスカーフ
すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/とんぼがえり
テラパゴスが相手ポケモンを削ったところを後続で仕留めにいく要員。
レギュレーションF以前からの流用で耐久にも振ってる個体ですが、追い風が切れてからも黒バドレックスを抜かせるよう準速にした方がよかったかも
ゴリランダー
207-194-110-*-90-106
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
ウッドハンマー/グラススライダー/ねこだまし/とんぼがえり
ミライドン対策とトドメ要員のポケモン。
ウーラオスやカイオーガの牽制にも使えますしやはり器用なゴリラです
技の切り替えのために引っ込めたテラパゴスを即座に再登場させられるためとんぼがえりを採用していますが、PT全体の技範囲的には10万馬力も採用したいのが悩みどころ
ガオガエン
193-136-146-*-124-85
性格:わんぱく
持ち物:オボンのみ
はたきおとす/フレアドライブ/ねこだまし/てだすけ
汎用カード。
テラパゴスの火力を補助するべく捨て台詞を切って手助けを採用しています。
しかし捨て台詞を使いたい場面も多いので悩みどころ。
モロバレル
218-*-118-105-118-50
性格:おだやか
持ち物:ゴツゴツメット
クリアスモッグ/キノコのほうし/かふんだんご/いかりのこな
受け出しと怒りの粉によるテラパゴス保護の要員。
かふんだんごでテラパゴスを回復させることができるのも便利な防御の要。
眼鏡テラパゴスは積み系の伝説も苦手なため途中で守るを切ってクリアスモッグを採用しましたが変更後に使う機会はありませんでした
個体は流用の何考えて振ったか覚えてない努力値なので考え直した方がよさそう
基本選出
テラパゴス+エルフーン
または
テラパゴス+ガオガエンorモロバレル
基本的にはエルフーンで追い風をしてテラパゴスのテラクラスターで上から殴っていくことを目指します。
トリルなどの追い風が意味をなさない相手に対してはガオガエン・モロバレルでテラパゴスを守りながら殴っていきましょう
眼鏡ゆえに一度打ったらテラクラスターしか打てなくなりますので、ペリッパーなどのワイドガードの使い手には注意が必要です
各伝説相手の所感
有利
黒バドレックス
アストラルビットが無効な一方でこちらはテラクラスターで攻撃できるので基本的に有利です
しかし黒バドレックスを温存されて追い風が切れたところで制圧されることもあったので、やはりウーラオスはSを振り切るべきだったか白バドレックス
H振りの白バドレックスは眼鏡ステラ破壊光線で確定1で破壊できます。
信じて打てば破壊光線が外れることはありません
破壊光線の反動で隙ができてしまいますがトリックルームさえ阻止してしまえばかなり有利になります
イエッサンのサイコフィールドによる猫騙しを封じつつのこの指とまれに対してゼロフォーミングでフィールドを除去できるのも強みです
反面、まもるの無い構築ですのでトリックルームを成立させられると非常に不利になります
普通
ミライドン、カイオーガ
高火力の拠り所である天候・フィールドはゼロフォーミングで除去することができ、一致テラスタルはテラクラスターの圧で牽制することができるので相性としては普通といったところ。
ワイドガード持ちの有無にもよりますが、基本的には追い風テラクラスターを振り回して後続のウーラオス・ゴリランダーで仕留めていく方針で行きました。
ミライドンがボルトチェンジで一度引いたり後出しで出てきた場合はゴリランダーで上書きしてやりましょう
ただし、カイオーガに関しては天候を消そうが元々の火力が高いものは高いので後手に回ると押し切られてしまいます
苦手
えっ 弱点なんて あるの?
ゼロの秘宝…なのに!?
ザマゼンタ
高い耐久を持ち、格闘高威力のボディプレスを振り回してきて、おまけにワイドガードもある不利すぎポケモンです。エルフーンの襷がむしゃらが成功すればなんとかなるかコライドン
同じく格闘タイプのポケモンなのでザマゼンタほどではないにせよ厄介です。天候なしアクセルブレイクでも性格補正が乗っていると乱数一発(37.5%)となります。
テラクラスターの圧力でテラスタルを抑止しつつエルフーンのムーンフォースを入れる、モロバレルを使って攻撃を逸らすなど立ち回りが重要になります瞑想テラパゴス、瞑想ギラティナ、コスモパワームゲンダイナ
眼鏡で補助してもテラクラスターの威力は中途半端と言わざるを得ないので高耐久のポケモンにDを積まれると打開しようがなくなってしまいます。
特にプレッシャーでテラクラスターのPPを削り、エルフーンのがむしゃらも通用しないアナザーギラティナは非常に厳しい。
そう考えるとウーラオスは一撃の方がよかったかもしれないですね
しかし滅多に遭遇しない相手なのが幸いしました
総括
個人的に手に馴染むタイプの構築であること、環境上位の禁止伝説に対してテラパゴスが対等以上に渡り合える性能を持っていること、運良く破壊光線が外れなかったこともあって、個人的には満足のいく出来だったと思います。
しかしこうして見ると問題点も多く、まだまだ改善の余地がありますね
テラパゴスは研究途上のポケモンかと思いますので、この記事が少しでもテラパゴスの普及に役立つことができれば幸いに思います
最後までご覧いただき、ありがとうございました
(追記)
ステラ補正を1.3倍と記載していましたが正しくは1.2倍でした
お詫びして訂正いたします
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