子供の頃よくやっていた手遊びたち
祖母の住んでいるマンションに遊びに行った時、エレベーターの前のベンチでそのマンションに住んでいるのであろう子供達がランドセルを横に置いてスプラトゥーンをしていた。
どっかの家の子供部屋をそのまま持ってきました!みたいな光景に今を感じた。スプラトゥーン面白いよね。あんな面白いものあったら放課後遊びたすぎて習い事の最中暴れてたかもしれない。
自分の子供時代はもっぱらDSだったけど、持っていない子も多かった。今はどうなんだろう、Switchの所持率。持ってない人でもジョイコン分けて遊べるのソフトが多いのもそういう理由もあったりするのかな。
ここでの表題の手遊びは、多分幼稚園から小学校中盤くらいまででよくやっていたものを指します。
遊びに行くほどの時間もないけど何もしないのも勿体無い間の休み時間とか、友達を待っている間の時間なんかにやってたような気がする。今の子もやるのかな?トレンドとかあったりするのかも。知ってる方いたら教えてください。
・ずいずいずっころばし
ごまみそずい
ちゃつぼにおわれて
とっぴんしゃん♪
とっぴっしゃん…???
じゃんけんで決めたおに役が、参加者が作った輪っか(茶壺らしい)の手の中に人差し指を歌に合わせて順番に入れていくやつ。
歌い終わりに指が入っていた手の人が次の鬼で、指が入っていた手は引っ込めなくてはいかない。
茶壺が場に無くなった人が負け。
歌える人が1人いたらいいので難易度は低め。歌詞が実は怖いとかありそうな気もする。
・おせんべ焼けたかな
お、せ、ん、べ、や、け、た、か、な
手のひらをお煎餅に見立てて、表裏ひっくり返して焼けたら勝ちのやつ。
もはや歌でもないので難易度は激低。やけたかな、の『な』の時にひっくり返す。シンプルすぎる気もするけど手を食べるフリをされてたので楽しかった。
・舌を出すマシーンになるやつ
名前がわからないしそもそも手遊びかもわからない。いないいないばあみたいなやつ。
どちらかの自分の手でおでこを叩いて、それと同時に舌を出す。叩いた手を喉仏に持っていってつまんで引っ張る。それと同時に舌を引っ込めるというやつ(伝われ…!!!!)
小さめの子にはまあまあ笑ってもらえるのでおすすめ。片手で出来るので抱っこしながらでも◎
・グリンピース
グリンピースって大声で宣言してやるじゃんけん的なやつ。
勝ち負けは出した手で決まるわけではない、グーは『ぐりん』チョキは『ちょりん』パーは『ぱりん』で、じゃんけんで勝っている側が自分の手を言う。手をどんどん変えていって、被ったら(あいこになったら)『ドン!』と言う。
早く言ったほうが勝ち。
グリンピース要素はどこなんだろう。
初手あいこになる可能性も念頭において戦おう。あと審判がいると揉めにくい。(速さを競う系は勝ち負けが揉めやすい)
・カレーライス
グリンピースの派生みたいなやつ。どっちが先だかはわからない。
グーは『グーカラ』チョキは『チョーカラ』パーは『パーカラ』
表記はグー辛かもしれない。グー辛ってなんだ。
被ったら『水!』と言う。
グリンピースと混ざって『ドン!』と言う可能性に気をつけよう。ありがち。
・戦争
名前からしてヤバすぎる。こんなものを無邪気に遊んでいた時代があって衝撃。今はなくなってますか?なくなってたほうがいいね。
グーは『軍艦』チョキは『朝鮮』パーは『ハワイ』
ヤバくない?????
まずじゃんけんしないほうの手を繋ぐ。
いろんな勝ち方があるらしいけど、自分の小学校では1セット3本勝負で、勝っていた手からあいこになった側が勝ち、3連続で勝ち→あいこになれば終了。ぐんかんぐんかんちょーせん、ちょーせんちよーせんはわい!(ここで相手とあいこになったら)一本とって(ここで相手の繋いでいる手の甲をはたく)ぐーんかん!みたいに続いていく。
せーんそう!の掛け声ではじまる。やばい。
ここだけ消えたら察してください。ずっと怖いけど実際めちゃくちゃやってたので記録として残しておきます。
・みかんの花咲く丘
みかんの花って呼んでた。せっせっせーのから始まるスタンダードなやつ。手の甲を合わせるフリが面白かった。べろーって舐めてるみたい。よかったら調べてみてください。
勝ち負けとかはない。
・アルプス一万尺
1番有名?年齢が上がると高速アルプス一万尺が流行った。アルプス一万尺 小槍の上で、が正解らしいけどずっと小山羊の上だと思ってて、小山羊に乗ってやるなよ…と思ってた。あるあるですか?
歌を噛んだり手のふりを間違えたらダメなので実質勝ち負けはあったかもしれない。
・線路は続くよ どこまでも
フリが斬新で面白い。手の甲をぶつけ合うところが特に好き。何を表現しているんだあれは。
勝ち負けとかはない。
・どちらにしようかな
自分の地域でのやつを書きます。
どちらにしようかな
神様の言うとおり
なのなのな
柿の種
鉄砲撃ってドンドンドン
も一度撃ってドンドンドン
でした。
なのなのな、何?
柿の種も鉄砲も唐突すぎる。
・グッパージャス!
ぐっとっぱーでわかれましょ!のパターンもあるらしい。あいこになったら『ジャス!』の掛け声で出しなおす。ダサい気がするのでぐっとっぱー派の人がいたらそっちに合わせてる。『わかれましょ!』の方が言いやすい。
・指を足して5以上になると終了のやつ
調べたら割り箸というらしい。名前に馴染みなさすぎる。
自分がやってた時は名前がなかった(広まってなかった?)ので、これやろ〜みたいに言っていた気がする。ダブルピースした状態で手の甲を見せる感じ。
ローカルルールはわけっこできるやつだった。4だったら2と2で負けた手が戻せる。でもこれだと本当に終わらない。
・いっせーのせ
スマ指、ちっちーの、とも言うらしい。可愛い。その場にでる親指の数を予想して当たれば片手は上がり、両手がその場から上がれば勝ち。大人数の方が指の数が予想できなくて楽しい。
思いの外たくさん覚えてた!
まだまだ記憶の底にありそう。
SNSも発達してない時代に言い伝えられてたものたちだと思うので地域差も多いだろうなと思います。
何にもないのに遊べちゃうのが手軽でいいね!
とっぴんぱらりのぷう
(朗読の最後にこれを言う先生がいました。狂ってないです。これでおしまい、という意味らしい)
おわり
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