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美大に戻ったらやりたいこと①

入学した目的を忘れがちになる

せっかく15年ぶりに美大(通信制)に入学したものの、普段の課題をこなすのが大変すぎて、ときどき何のために入学したのか?を忘れてしまうときがあります。

最初は「自分の作品を確立させる」のが目的だったのですが、「美大在学中にやろうと思っていてできなかったことをやる」のもいいなと思うようになりました。
なので、「自分のやりたいことをやるためにもう一度美大に来たんだ」と感じているときがいちばん自分の中でモチベーションが上がります。
やりたいことを挙げて、見返してモチベーション維持していきたいです。

やりたいこと① 美術館へ行く

美大にいたときは、美術そのものに興味がなかったです(笑)。予備校時代のほうがまだ熱心でした。
興味がないというより、それより他にやりたいことがたくさんあったような感じでしょうか?当時はアナログより、インターネットなどデジタルでできることに夢中だったと思います。

やりたいこと② 舞台公演を観る

舞台を見るようになったのは社会人になってからです。
劇団四季など舞台にはもともと関心がありましたが、京劇の公演を観に行ってから、もっと舞台を観に行きたいと思うようになりました。

今、いちばん気になっているのは、麿赤兒氏率いる「大駱駝艦」の公演です。大駱駝艦を知ったのは、美術予備校時代。奇抜なメイクや衣装に釘付けになり、これは一体なんなんだろうというのが自分の中にずっと残っていました。最近になってふと大駱駝艦のことを思い出し、ネットで調べてみたら興味が再熱。
コロナの影響で、ここ数年舞台を観に行けていなかったというのもあり、大駱駝艦をはじめいろんな舞台を観に行くのが楽しみです。

やりたいこと③ 制作を続けられる環境を整える

美大卒業後、社会人になってから「どうせ制作活動を続けられなくなるから」と思い、制作を続けられる環境をどんどん縮小させてしまいました。これは間違いで、「社会人になっても、制作活動を続けるにはどうしたらいいんだろう」って方向に考えるべきでした。
学生時代と同じようには制作活動ができないとしても、「どの程度できれば自分は満足できるか?」をしっかり考えておけばよかったと思っています。

今は、仕事半分、制作半分(美術/技術に関する学習)で、とてもバランスのいい状態だと思います。
「自分にとって諦めたくないもの」は譲らず、これらの人生もずっとクリエイティブでいられたらと思っています。

28歳の時「ゴメン、本当の性別女じゃなくて男だった」を食らった性別不合の当事者です。日常的に男女の性別使い分けを強いられそのまま根付いてしまった奇妙な人生。サポートや紹介していただけるメディアさんも募集しています。