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型・その2 応用型: 結界の厚き帳ぞ藤の棚

中七〔や以外の切字〕
季語は、上五・中七・下五、のいずれでも
二物衝撃を意識。

型・その2 応用型

① 中七の終わりに、「や」以外の、たとえば「けり」「なり」「をり」「よ」「ぞ」「ぬ」といった切字を入れる。
②季語は、上五・中七・下五のどこにおいてもいい。

角川文庫「20週俳句入門」p.175

切字18
(かな)・けり・もがな・らむ・し・ぞ・か・よ・せ・や・つ・れ・ぬ・ず・いかに・へ・け・じ

結界の厚きとばりぞ藤の棚

けっかいのあつきとばりぞふじのたな【季語:藤棚(植物/晩春)】

はじく小指婀娜なり藤の花

ことはじくこゆびあだなりふじのはな【季語: 藤の花(植物/晩春)】

祖母遺愛の白藤咲けり明日嫁ぐ

そぼいあいのしらふじさけりあすとつぐ【季語: 白藤(植物/晩春)】

※上五字余り、解消案があれば教えてください☺️

数千年越しの恋か大藤棚

すうせんねんごしのこいかおおふじだな【季語: 藤棚(植物/晩春)】

※この【か】って切れ字かなあ?

再会の実家跡地よ藤長し

さいかいのじっかあとちよふじながし【季語: 藤(植物/晩春)】

こんにちは〜😃
いつもありがとうございます♪
トップ画は
知人宅のいけられた藤の花です。
知らなかったけれど、藤って活けられるんですね
藤は芳香があり、優美で好きな花のひとつです✨
この時期しか詠めないと思い、
藤五句に挑戦しました。
難しかったです(^◇^;)✨💐

さびちゃんも元気😻

#俳句幼稚園

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