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俳句

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2022年11月の記事一覧

かきくけこ俳句: 雲の波尖る水始めて氷る

かきくけこ俳句: 雲の波尖る水始めて氷る

風冴ゆる金糸雀の声沁むチャペルかぜさゆるかなりやのこえしむちゃぺる  季語:風冴ゆる

※こゑ か 声 か迷った✨

狐火の隘路地獄の縁めきてきつねびのあいろじごくのふちめきて  季語:狐火

※隘路〔あいろ〕…狭くて通行の困難な道

雲の波尖る水始めて氷るくものなみとがるみずはじめてこおる  季語:水始めて氷る

※『尖る』がふさわしいかどうか…🧊(^◇^;)

渓流へ修羅打ち捨てる冬の朝けい

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埋もれ木の雨染み踏み均す鶫

埋もれ木の雨染み踏み均す鶫

うもれぎのあまじみふみならすつぐみ

※踏み均すは踏み鳴らすとの誤読を避けるため漢字にしたが
それでも
「踏みならす」の表記の方が良いのでは?と思ってます…

※雨染みを踏み均すって変かも
 埋もれ木を踏み均す

鶫駆く仙人棲まふ岩の上つぐみかきやせんにんすまういわのうえ

※駆く、がどうか。駆く…駆ける(走る)の意。

※上五は子季語の「白腹(しろはら)や」の方が良いかも?

いつもありがとうご

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