25歳になりまして

 どうも舎弟のならたです。2020年8月15日に25歳になりました。四半世紀生きました。中学生くらいの時に思い描いていた25歳は、仕事をバリバリして、恋人がいて、その恋人と同棲している自立した大人でした。しかし、現状は芸人と言いつつも仕事なんかありませんし、バイト生活で、恋人もいないし、男5人で住んでいます。


 もっと言えば、小学生くらいの時は、ドラマの「ウォーターボーイズ」が好きだったので、高校生くらいになったら俳優活動を始めて、部活動の青春を描いた学園ドラマに出て、そこで共演した同世代の仲間たちと熱い絆を築き、何年かおきに「○○会」と呼ばれるドラマのタイトルが名前に入った会を開くような未来を思い描いていました。 

 しかし現実は、もちろん俳優活動はしてないですし、バレーボール部の補欠でした。

 もっともっと言えば、僕は小学校に入るまで華奢な色白の少年だったので、姉が小学生の高学年になったらジャニーズJr.に応募しようとしていました。

 しかし現実は、小学二年生で肥満児になりジャニーズどころじゃなくなりました。

 ほとんどの人が、人生なんて理想通りに進んでないんでしょうが、改めて昔の自分の理想を思い返すと、たまらない気持ちになります。今までも歳を重ねる度に、自分の現状にガッカリしていましたが、25歳は今までに増して、危機感を覚えました。
 
 それと言うのも、このシェアハウスでは僕が一番年下で芸人としても一番後輩という立場で先輩たちの活躍を目の当たりにしているからです。ぐんぴぃさんは以前バキバキ童貞としてネットでバズり、コンビとしても今年事務所に所属になり、ライブなどに引っ張りだこです。篠原さんは、レンタルぶさいくでネットでバズり、一躍時の人となりました。木田さんは、炎上もありましたが、先日何気ないツイートがバズりました。そして古川さんは、おわりびと古川でバズりは失敗したものの、テレビの仕事などが入り、注目度が上がっています。そして、僕は事務所にも中々入れず、フリーという曖昧な肩書きで芸人と名乗っています。先輩方と比較するのもおこがましいですが、やはり僕が一番遅れをとっていることは明らかです。

 しかし、僕が恵まれた環境にいることは確かです。そもそもこんな刺激的なメンバーと住むことなんて、普通の人生じゃありえません。この現状を昔の自分は想像もしませんでしたが、想像以上のことが起こっているわけです。
 僕は一番後輩という立場から4人分の人生を観測出来るわけですから、4パターンの中から良い部分も悪い部分も見極められます。それを吸収し分析することによって僕が一番の成功者になる可能性を秘めていると言っても過言ではありません。

 ただ今のところは、あまり吸収出来ていませんし、分析も出来ていませんので、何も現状を打破する突破口は見つけられてはいません!今は目の前にあることに全力で向かっていくしかありません!とにかくお笑いを頑張ります!ではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?