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マスターデュエルで02環境を遊ぼう!

はじめに

みなさん、こんにちは。ボクオオです。
私は普段はMTGを中心に遊んでおりますが、10日ほど前に遊戯王マスターデュエルがリリースされ、楽しく遊んでおります。

ツイッターでおすすめされるがままエルドリッチを組んで、プラチナまで行きましたが、いかんせん意味不明なカードが多すぎて太古の遊戯王プレイヤーとしてはついていけない部分があるわけです。

そんなわけで、02環境を始めました。
ツイッターを眺めると、02環境のルームを立ててくださっている方もちらほらいるので、楽しんで遊ばせてもらっています。

そんな中、勝率9割越えのデッキに到達できたので、デッキレシピやノウハウなどを共有することとしました。
ぜひ、読んでいただいて02環境に参戦してみてください。

ちなみに、私のアカウントは以下の通りです。ぜひフォローしてください。
(2022/02/03 アカウント名変えました)

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さて、肝心のデッキレシピですが、以下の通りとなります。
このデッキレシピだけでこの記事の8割ぐらいの価値がありますし、おそらくミラーマッチ以外であれば勝率7~8割ぐらいは適当に使っても出ると思います。

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(2022/02/03 少しデッキ構成変えました。強く使えるタイミングが多いザルーグとラクダを増量。ヴァンパイアロードを減らしました)

今後のメタゲーム次第ですが、現時点ではこのレシピをベースにデッキを組むといいと思います。
気になるところと言えば[生者の書-禁断の呪術]がちょっと腐りやすいかなぁといったところです。
現在30試合以上して、勝率90%を超えるぐらいの出来です。

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(ある日の戦績)

さて、デッキレシピの解説に入る前に02環境のルールについて押さえておきたいと思います。
明文化されたルールとかは無いのであくまで「私がこのルールに則って構築している」というだけに過ぎないのですが、参考までに記載しておきます。
便宜上、このルールを「マスター02環境」と呼ぶこととします。

1:禁止/制限は2002年5月の禁止制限に従う。(参考)
2:カードプールは第1期または第2期に発売されたカードとする。
3:エラッタ後のカードはエラッタ後のテキストに準ずる
4:現行の禁止制限で禁止/制限/準制限も適用する。

1と2は02環境という名前に由来したものなので大丈夫だと思います。
3もマスターデュエルで遊ぶ以上従うほかないでしょう。
4は少し説明が必要です。
例えば、2002年5月の禁止制限では「いたずら好きな双子悪魔」は制限カードです。
しかしながら、現在マスターデュエルでは「いたずら好きな双子悪魔」は禁止カード扱い(使用不可)です。
したがって、このマスター02環境という都合上「いたずら好きな双子悪魔」は禁止カードとなります(そもそも使えないんだから当たり前と言えば当たり前ですが)

その逆に2002年5月の禁止制限では「人造人間-サイコ・ショッカー」が制限となっている一方で現在のマスターデュエルでは「人造人間-サイコ・ショッカー」は無制限カードです。
この場合であっても「人造人間-サイコ・ショッカー」を3枚入れることはできません。
マスターデュエル上で投入できても、1の2002年5月の禁止制限は順守する必要があります。
以下に[2002年5月の禁止制限上は使用できるけど、マスターデュエルでは使用不可]なカードの一覧を示しておきます。(間違ってたら教えてください)
モンスター
・サイバーポッド
・ファイバーポッド
・八咫烏
・アマゾネスの射手
・キャノンソルジャー
・トゥーン・キャノンソルジャー
魔法
・悪夢の蜃気楼
・いたずら好きな双子悪魔
・押収
・大嵐
・苦渋の選択
・強引な番兵
・強奪
・強欲な壺
・心変わり
・生還の宝札
・早すぎた埋葬
・大寒波
・天使の施し
・ハリケーン
・遺言状

・王宮の弾圧
・血の代償
・刻の封印
・ラストバトル
また、上記とは別に増援が制限,スケープゴートが準制限となっています。

さて、ルール上の不明点を抑えたうえでデッキレシピ/プレイングの解説に行きたいところですが、1点だけマスター02環境をプレイする上で押さえておきたいことがあります。それは・・・

後攻をとれ!


ということです。マスターデュエルでは先攻ドローが廃止されており、02環境では展開/制圧がありませんから、先攻のアドバンテージは「召喚権1回分」しかありません。それに対しての後攻のアドバンテージは「カード1枚」になるわけですから、後攻が圧倒的に有利です。
このことをまず覚えておきましょう。

デッキの使い方

さて、さっそくデッキレシピの解説に移りたいと思います。
とはいえ、このレシピ、やることは至ってシンプルです。
以下の目指すべきアクションのリストから実現できることを順番に実現していくだけです。

1.ピラミッドタートルからヴァンパイア・ロードを展開する。

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ヴァンパイア・ロードはこの環境最強格のモンスターです。レベル4以下のモンスターを一方的に戦闘で破壊できるうえに、奈落の落とし穴以外の除去カードから復活してきます。
また、マスター02環境では強奪や心変わりといったコントロールダッシュカードが軒並み禁止されていますので、
ヴァンパイア・ロードのコントロールを奪う
   →サイコショッカーの生贄に使う
といったアクションをされる恐れがありません。
一応ゴブリン突撃部隊、ダークヒーロー・ゾンバイア、雷帝神(スサノオ)によって戦闘破壊されますが、いずれも弱点を持ち1:0交換に持ち込まれることはほとんどありません。
したがって、ヴァンパイア・ロードを展開しひたすら攻撃するだけで優位を築くことができます。
とはいえ、弱点もあります。それは「レベル5であること」です。
しかし、この弱点を無視して盤面にヴァンパイア・ロードを展開する方法があります。

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それがピラミッドタートルです。
レベル4のリクルーターなので、このカードを使って相手の適当なモンスターにアタックするだけで簡単にヴァンパイア・ロードを展開できます。
自爆特攻でライフを多少失ってもヴァンパイア・ロードを展開できれば、それ以上のリターンが見込めるので、積極的に自爆特攻しましょう。
そもそも、このマスター02環境ではよほどの量でない限りライフよりカード1枚分のリソースが優先されます。
ですので、相手の場にブラッド・ヴォルス(攻撃力1900)がいた場合でも積極的に自爆特攻しましょう。ライフポイント700と引き換えに相手のカードを1枚(+ライフ100)を奪うことができるのであれば積極的に狙わない手はありません。

2.1:1交換を続ける

このデッキのカードの役割は主に
・1:1交換をするカード
・1:多交換をするカード
に大別されます。
環境のカードプールの都合上、1:多交換をすることができるカードは限られているため、それらを除く枠に1:1交換をするカードを大量に投入することで有利を築いていく必要があります。
例えばですが、自分のリソースが6枚/相手のリソースが5枚という状況はリソース差が1枚ということになります。しかし、リソースの比率では1.2倍しかありません。
ここから自分のリソースを4枚使って、相手のリソースを4枚削った時のことを考えましょう。
すると、自分のリソースは2枚、相手のリソースは1枚となり比率で言えば2倍に膨れ上がります。
1:1交換は「1:多交換を行って築いた有利をさらに拡大する手段」ということです。
この「1:1交換用のカード」は主に除去カードになります。

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これらのカードで1:1交換を繰り返していきましょう。

3.1:多交換のカードを使う。

先ほどは1:1交換のカードでしたが、次は1:多交換のカードになります。
これらのカードは単に使うだけでも十分に強いのですが、「相手にケアをされてしまうと1:1交換のカードになってしまう」という弱点も持っています。

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例えば、相手の場に「ブラッド・ヴォルス」と「裏側守備表示のモンスター」がいる場合を考えてみましょう。
この時、「サンダー・ボルト」を使用すれば1:2交換になるように見えます。
しかし、”裏側守備表示のモンスターがクリッターだった場合"には
事実上ブラッド・ヴォルスとサンダーボルトの1:1交換となってしまいます。

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他にも、ハーピィの羽根帚を使ったら、相手が伏せていたサイクロンを発動して、2:2交換になってしまったというパターンもあり得ます。
デッキ内に存在している1:多交換できるカードには限りがあります。
これらのカードは単純に強すぎるので「多く引いた方が有利」ではあるのですが、ただ引いただけで勝てるというわけではありません。
貴重な1:多交換カードが1:1交換カードになってしまうというのはそれだけで損失なのです。ですので、未公開情報のカードを破壊する場合は、モンスターだったらクリッターや黒き森のウィッチを、魔法/罠であればフリーチェーンのカードの存在を意識しましょう。

4.1:1交換カードをうまく使って1:2交換や0:1交換を行う。

これまでの1~3に比べて非常に難しい内容になります。
デッキ内に存在する1:1交換カードを相手のカードにうまく合わせてアドバンテージを狙うというものです。
よく出現するパターンとして以下の例があります。
・ピラミッド・タートル+強制転移

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自分は強制転移1枚を使用して、相手のモンスターを得るので±0
相手はモンスターを失うので-1となります。
この組み合わせは決まると強力です。強制転移の使いどころはよく考えましょう。



以下、テクニック集(随時更新します)

・後攻1ターン目に手札にサイクロンがあり、相手がカードを伏せてるなら問答無用で割りましょう。このアクションに有利を取れる方法は通常存在しません。(一応、超マイナーカードに黄金の邪神像というのがありますが、気にする必要ないです。)

・サイクロンで相手の伏せを割る場合は、通常は「エンドサイク」と呼ばれる手段が一般的です。詳細は省きます。

・相手が自分のリビングデッドの呼び声に対してサイクロンやハーピィの羽根帚を打ってきたら、自分の墓地のクリッターや黒き森のウィッチを吊り上げましょう。カード1枚分得します。サイコショッカーも同じです。

・相手がカードを1枚伏せている場合は「サイクロン+何か」という形であれば2枚伏せても構いません。相手が「何か」にサイクロンを打ってくれた場合「何か」はエンドサイクを回避できないからイーブン。自分のサイクロンに打ってくれたら「エンドサイクのタイミングを逃した自分のサイクロンを相手がエンドサイクロンしてくれた」でアドバンテージ、ハーピィの羽根帚を打たれても、相手の伏せを自分のサイクロンで割れば2:2交換でイーブン(+相手の強力カードを消費させた分アドバンテージ)になります。

・ピラミッドタートルで相手の最後の攻撃を受けきったら、デス・ラクーダを出しましょう。返しのターンで1ドローできます。サイコショッカーの生贄に使ったり、光の護封剣や罠で守れれば大きく優位に立てます。

・ならず者傭兵部隊やサクリファイスは召喚成功時に月の書で裏守備にすれば効果を阻止することができます。(これは、ルール改定によるものなので、2002年当時とは挙動が違うものです)

・こちらの首領・ザルーグに対して相打ち狙いでリクルーターが攻撃してきたときに月の書を自分のザルーグに打てばハンデスできます。(このようにいろいろな方法で1:1交換を行える柔軟性が月の書の魅力です)

・初手ザルーグセットは悪くないプレイです。月の書やミラフォなどのガードがあればなおよしです。返しのターンに抹殺の使途などと組み合わせてハンデスを狙いましょう。


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