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できないことの意識をもちながら、できる応答をすること


「子どものトラウマが よくわかる本 」
やっぱりこれが1番わかりやすく大切な本だとおもう😌

正直、医師や心理士、子ども若者支援に関わる仕事なら絶対知っておいてほしい。


トラウマインフォームドケアの担い手は、「子どもにかかわるすべての人」。
トラウマレスポンシブケアの担い手は 、「一般的な医療機関のほか、児相、子家セン、福祉事務所、生活保護課」などもはいっている。
ドクターや心理士じゃない専門職じゃない、からわからない・関係ない なんてことはない。

トラウマの身動きのとれなさ、困ったときのやり場のなさは、他者が想像してもしきれない。実際の本人には、他者ができる想像の何倍もが、のしかかっている。
だからこそ知識として読むだけではなくて、いろんなケースを想像しながら、振り返りながら、ひとが追い詰められたときの行動と心の状態を、頭にいれておく。


頭に入れてただ、留めておく。
他者がわかったフリをしない。先に言語化して決めつけないことも大切だったりする。

すべて理解し認識しつづけることは、できなくていい。
でもこれ以上、傷を生まない、えぐらない ことはできる。

それがないと安心や対等 そして応答はうまれない。
むしろ「感覚のちがい」「傷つける言動」で溝は深まる。そして二次被害・三次被害へとつづく。
最後は、無理解からのあきらめ、凍りつき、麻痺、孤立、黙り、絶望感へとつながる。

トラウマケアの先生が言っていた🐅🐎
「好奇心を持ち続けることが、クライアントと信頼関係を築く最良の方法です。」
「自分の体験に対する好奇心を維持できるようにすること。」
「扁桃体を調節するには前頭葉を働かせること。
前頭葉を働かせるには【好奇心】が必要。」
と🧚‍♀️


理解できないこともある。
分からないこともある。
できないこともある。
その意識をもちながら、できる応答をすること。
トラウマに限らず 何でも大切。
自分のことも人のことも。

でも、自分のことを傷つけてくるひとからは離れてもいい。
自分を守るために手放すのもいい。

共感し相手の事情をくむことと 自分の責任(応答性)を
区別できることは
自分を守るために大切らしい


わたしは、これまで、人のために我慢すること、人を理解するのを諦めないことばかり考えてきたけど
自分のために自分を守ることを
もっとちゃんと大切にできるようにならないと、と思う。。

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