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「我武者ら講談会」・キラキラ南舟兄さん

今日は朝からワクワクしていた。
なぜなら今日は、旭堂南舟兄さんの勉強会「我武者ら講談会」の前座があるからであ~る!

この勉強会は、兄さんが昨年の2月よりスタートをして、今月で1周年記念なのです。
昨年の4月よりお手伝いに行かせて頂いているが、兄さんの勉強会には学ぶ事が多い。

それは、
○来場者が常に伸び続けている事。
〇常連さんが南舟兄さんの変化を毎月楽しみにしていること。

とんでもなく後輩の南歩が言う事ではないと思うが、南舟兄さんは僕が入門した2019年3月の時から、日を追うごとに講談会が楽しそうになっている気がする。

常連さんとお話する時に皆さんが口を揃えるのが、
「南舟さんなんか若くなった?」

そう、最近の南舟兄さんはキラキラしている。

そのエネルギーに吸い寄せられるのか、お客様の数が右肩上がりなのだ。

そんなこんなで今日も、たくさんのお客様がご来場。

南歩くんは前座で「赤穂義士外伝・八百屋甚兵衛」
忠臣蔵としても有名な赤穂義士の討ち入りのお話。赤穂藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、指南役の吉良上野介(きらこうずけのすけ)の意地悪に耐えかねて、殿中松の廊下において吉良に刃傷をしてしまう。当時の決まりでは城内でたったの鯉口三寸(約9cm)を抜いただけでも、切腹はもちろん、藩もお取り潰しとなる。それだけなら致し方ないところもあるが、当時の規則である「喧嘩両成敗」となるはずが、吉良にはなんのお咎めもない。それに怒った赤穂藩士たちが吉良へ主君の仇討をするという物語である。
水面下で身内にも討ち入りの事は伝えない事を徹底していた赤穂義士たちだが、どこかで吉良側に漏れてしまう。吉良側はそこで討ち入りの際に援軍を送る為、知らせに走る人々を配置する。そこで選ばれたのが八百屋の甚兵衛というおじいさん。
甚兵衛は無事、知らせに行けるのか。赤穂義士の討ち入りは果たされるのか。
赤穂義士の討ち入りを別の角度から見るスピンオフ作品。

南舟兄さん
「名刀捨丸の由来」
「那須与一」

そして、お待ちかねの、南舟・南歩のトークコーナー!!

このトークコーナーには良いポイントと悪いポイントが1つずつある。

良いポイント⇒兄さんの雰囲気にお客さんが癖になりずっと聞いていられる

兄さんのなんとも言えないねっとり?しっとり?した空気は癖になる。
癖のある人というのはマイナスに働きがちだが、兄さんの癖はどちらかというと病みつきになる。
南舟兄さんは上方講談のブルーチーズなのだ!!。。。。ん?


悪いポイント⇒兄さんのエンジンがかかるまで20分を要する。。。

兄さんとのトークに共通する事は「さぁもうすぐ終わろうか」という時に
今日一番のトークテーマを提示してくるのである。「その内容でいけば今日お客さんめっちゃ笑いましたよ!」ぐらいのテーマが出てくる。
でも時すでに遅し、すでに終わりのチャイムは鳴っている。

しか~し!!!

ここに、南舟兄さんが今波に乗っている力が発揮される!
あまりに気になるテーマを兄さんが提示した事によって、そのテーマは次回話しましょうという事になる。
するとそれを楽しみにまたお客さんが来るのである。

そう南舟兄さんは、トークコーナーにおいて、講談のあの伝家の宝刀。
「気になる所ではありますがちょうどお時間となりました!」という、
切れ場を体現しているのだ。

う~ん、今日もそれを実感した「我武者ら講談会」でした。


それでは来月のトークテーマをご紹介して今日のまとめを終わりましょう。

来月のトークテーマは!!!






『南舟の結婚相手を探そう~!!』












いや誰が興味あんねん!!!!!!!!!!!


来月の「我武者ら講談会」是非お越しください~!

「我武者ら講談会」
日時:3月29日(日)14:00開演
場所:此花千鳥亭
料金:前売 1,000円
   当日 1,200円

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南歩

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