KKRホテル

上方芸能お楽しみ会

朝は9時に起床。

しっかり二度寝をしてばっちりの目覚め。

昔の僕なら7時とウソを付いてたけど、ここで素直に二度寝と言えてるのが南歩が一歩進んだ証拠!

そして炊飯器をセットして、修羅場読みを始める。

修羅場読みは通すと約30分ほどかかるが、それなりに疲れます。

腹筋、声帯、何より疲れるのが【表情筋】

活舌というのは、口の中だけで行われてるんじゃないと改めて思う。

そして、夕方に向けて「宮本武蔵三番勝負」を稽古。

16時から南龍兄さんが責任者をされている「上方芸能お楽しみ会」で前座で上がらせて頂く出番があるので、森ノ宮KKRホテルに行く。

落語の笑福亭喬介さん、浪曲の真山隼人さん、曲師の沢村さくらさん
とご一緒させてらう。

入門して1か月も経たないうちに、兄さんから「舞台番を頼む」と言われお手伝いに行った
「上方芸能お楽しみ会」

舞台番の意味が分からず、「照明とかいじるのかな?」と思って手ぶらで行くと、それは「お茶子」(着物を着てネタの間に座布団を返す人)という事がわかり、ただひたすら申し訳なさそうな顔で、3時間立っていた
「上方芸能お楽しみ会」

お茶子と音響を担当するが、音響機器が会場後方と距離があるため、
出囃子を再生して、全力疾走して何食わぬ顔で高座の座布団を返すという
ほぼ20メートルシャトルランのようなお茶子をする
「上方芸能お楽しみ会」

そんな思い出がいっぱいの「上方芸能お楽しみ会」で約1年の時を経て、前座として出番を頂戴したのです。

こんなうれしい事はない!!

上方芸能お楽しみ会

↑↑↑

見て!!4人のうちの一人!!すごいでしょ!!

うきうきしながら、わくわくしながら、にやにやしながら舞台に上がって、

お客さんに盛り上がってもらおうと声を出しに出して、

「宮本武蔵三番勝負・夢想権之助 編」を申し上げる。

天下無双・生涯負けなしの宮本武蔵が、実は生涯に一度だけ、黒星、負けを喫したことがある相手。

それが、神道夢想流杖術の創始者、夢想権之助。

でも権之助が勝ったのは武蔵との二度目の対決。

一度目は背後からだまし討ちしようとするは、長い木剣を振りかざす事もできず気絶してしまう。

なぜ夢想権之助が二度目、戦う事となったのか。

神道夢想流はどう生まれたのか。

物語は謎が深まるばかりの本講談、是非とも話したいところではありますが、この続きは!!

南歩の講談会へ!!!←決まった!


とか言いつつ汗かいて頑張りましたが、お客様からは、

「いやぁ~南歩くんのまくらは楽しくていいね~!」
「南歩くんはどんどんまくらが元気がでるね~!」
「今度のまくらも期待してるよ~!」

あの~講談は、、、、

一流講談師への道も長い。。。


南歩


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