181208 いまをどう切り取るか。
最近よく聞く”やりたいこと”という言葉。
多様な働き方・生き方が、様々な人々によって実践されている中で自分の”やりたいこと”を探求し実現をしたいと思っている人が増えている。
ただ、この”やりたいこと”という言葉は、それをどの期間で捉えているのかということによって変わってくる。
例えば、”人生の”という言葉をそこにつけると、そこではある意味、生きる目的のようなその人の”使命”という意味が強くなる。
ただ、やりたいことというのは、移り変わっていくものである。
それは、おそらく、”やりたい”というwantが自分の感情に起源を持つからであると考えられる。
ここで、考えなければならないのは、いま自分が持っている、あるいは探し求めている”やりたい”が想定している期間である。
今後変化をすることを見越した上で、”いま”やりたいことなのか、自分が生きている意味、自分の使命に通じるような”人生をかけて”やりたいことなのか。
この文章を書きながら、”人生をかけて”やりたいことを見つけられている人はどのくらいいるのだろうかと考えた。
”いま”やりたいことの積み重ねを振り返った時に、そこにたちあらわれる一貫性であったり、願いといったものが”人生をかけて”やりたいことになるのではないだろうか。
ただ、このような未来で待っている願いを感じ取り、その願いを実現することが自分の使命であると気づき、そこに進んでいく人もいる。
いま僕が一番影響を受けている『シンクロニシティ』の作者、ジョセフ・ジャウォースキーだ。
ただ、彼の場合もそこに至るまでに、色々なことを実現し、経験してきた。
様々な経験を通し、その都度自己と向き合いながら、その内側に眠っている、あるいは、未来で待っている願いをすくい上げたのではないだろうか。
まだまだ、僕には人生、生きる、なんて大きなことはわからない。
積み上げが足りないのかな、なんて思ったり。
ちょっと、今日はこんな感じ。
今日の一曲もお休みで。またね。