懐素 草書千字文 臨書と解説

懐素の草書千字文を臨書して簡単な解説をしています

皆さんこんにちは今日は
懐素の草書千字文を書いてみたいと思います
ではまずは冒頭の草書
草書
千字文、何を書くかということなんですけれども
懐素という人の草書
千字文は非常に
デフォームの効いた文字を書いたものですね
どういうところを見ていくのか?さぁ割って
みましょう小さいです右に大きく出ています
右出ていません左を大きく出ています
攻めています、ですから
遠くに行ってここも詰めてもいいですね
一生前に傾いて
後ろに傾いて直したんですね
それを戻して
正常に戻すと、こちらも割ってみると
右ありません左あります大きなところ
を見ています大きい
ですありません
傾いています
傾いています傾いています前に傾いています
直しています
というような揺らぎの構造ですね
こちらで全体がまとまっているものですね
目についた文字を
ちょこちょこっと書いてあってみますが
まずこの近くですね勅
大きい
急に細くなり
ます
この大きなものと小さなものは
そして強弱ですね
こういう変化で
この大きなものの隣に
次に小さなものが来るわけです免という
埋めたものですね
そして外散と見ていきますが
外にいって遠くに離れます
頭ないです
大きいです下小さいです
同じところを帰ってしまいます大きいです
普通こうこう
こういう距離感が
統一してしまうんですが
こういうところは空けるということですね
大きなものを書いた詰まりですね
詰まりの間の伸び、伸びを書いて
小さくするねさんという文字も
こちらに来がちですけどね
そこを大きく取ってしまいます
大きく取って空間
を綺麗に開けるというところ上手ですね
冒頭の天地玄黄ですが
前に傾きます後ろから
大きくははまって
頭出ません
強く行きます強く
この曲がりに対する大きな流れですね
それを一気にここで戻します
頭前に傾いて後ろに傾いて
流れが大きな三角形を作ります
そこと変えたような強い線
これ強調されます
強調されてますので
こちらは大きく行きませんこういうところですね
次に辰宿列張といってみます
懐素は左右を分けるということが
非常に上手です
開けてしまいます
宿と列という字

大きく行きます

この切りがなかなか書けませんよね
そして大きな流れです
詰めたところの大きさ開けていますんで
こちら書きません
こういうところを書いて
こちらを書いていってしまうところ
普通になってしまいます
それを外側に開けて外に開けて開け
ます
辰宿列張寒来暑往というのも
寒という大きなものがあります
ここから気分を変え
てしまいます。、書きません
ます大きな物を書いて
気分を変えます
そして大きな流れに持って行きます
こういう畳みかけるような表現上手ですね暑往と書いて
小さいです。大きい
ここは大きいですから
ここは小さいです
小さい大きい小さいで
懐素が書きたかったのはここですね
大きな空間をとりますそして右に
持ってきます
このように真ん中を開けた時に
後ろを書きません
そこで明るい光が見えます
前に書いているのは狭いものですから
対比が良く効いてます
ここで雲騰致雨でも
寒来暑往で寒で頭を大きく取ったのと
同じように寒でも大きく取ります
そしてかかない
騰また
大きな流れを作ります
大きなものを書いて書かない流れに行って
そこを割って大きくですか
この方がよろしいでしょうね
雲騰致雨。致という字もこっち狭いですから
こちらが外に行きます
こういう所上手ですね
書かない書く開ける
開けない開ける開けない外側に持ってきて
外側に持ってくる
こういう無駄なところを書かない
周發殷湯です
周です
この返りです
ここもです
周發殷湯、枠を大きく見せる方法ですね
中書きません
この書かないということが
枠を大きく見せるんですね
發の字は小さくまとめますが
これは周りの文字と
バランスを取るために少し
大きく仕立てています
殷湯、上手なのはこの流れの取り方ですね
それとここの転折でこの大きさを出す
この水平感とか、大きさを出して
ここで安定感を出します
広い!この中複雑になっちゃうんですけどね
こうこうこうこうこうこうよね
そこをまとめてしまいます
こういうところは
見習いたいところですね
空谷です

ここですね
空と書かないところ
もっと広く書いてもいいんですが
外に対して書かない大きなもの
そして小さなもの
大きな具合と重心を下に落とす
谷は前ですから
傳は後ろに入ってるのでこれもね
後ろに行くように書いてます
ます通り方が
やりは外枠を意識した
大きな明るさを出しています
そして文字というのは
切ってあげると大きく見えます
さらに大きく見せるというのは
これを大きく見せているのはこの小ささです
この小ささこの小ささ
大きいもの小さいもの小さいもの
ここに大きなもの大きく分けると
このようになりますが
この大きさの中にこれを仕込んでおく
というのはね上手ですね
横に行きます、縦です
大きいです小さいです
節義廉退、横に行く
横に行く
縦にいく詰める開ける
大きい小さいつなぎです
つなぎの空間大きなもの
ここは大きなものになります
切れているし大きな白い空間
その反対側に詰まった空間を持ってきます
非常に大きく張ったものですね
ここら辺詰めるといいですね
そうするともっとしまった良い形になります
そこで出てくるこの短さと
この巨大さですね
こういう大小のまとめ方上手
ですね
非常に派手な字です
樓觀飛驚、木辺を
大きくとって締めます
詰めてしまい
ます大きくなります
小さく大きく
この大きなものに対して
このつまり大きなものに対して
この詰まりというものを書きます
全体ではこのような形になりますか小さなもの
そこに対しての小さなもの
そして伸びる、目まぐるしいですね
小さい大きな距離
そこに小さなものを入れる縦の大きなもの
も見れるで高いものに対して
低いものを入れますが
ここで秀逸なのがこの詰めですね
この詰めに対しての
この空き、ここは右に来そうなところですね
単純です頭小さく体を大きく仕立てています
驚の字ですが
この大きさですね
この大きさから小さくなって
この小ささにいくっていう
このlineで
その大きさに対してのこの小ささ
そしてこの大きさというように
大小の組み合わせが見事です
毛施淑姿
毛施淑姿、いいですねこれ
この大きな
空間をはらんだところ
斜めの線縦の線横横、良い姿ですね
その縦の伸びを強調したライン
それを強調するのは
この短い横線でもありますね
斜めとこれでバランスをとります
そして大きな次に施という字をね
お体を低く縮めて書いて行きますが
書くところ書く所以外はもう書かないんですね
この飛びですこの飛びこういうように塊が見えます
それに対するこの飛び
そういうところですねここ
とくっつけてますね
開けますがこの開け方というのも
普通はこういっちゃいますね
懐素はこう行きますということは
こちら場面を広くとるわけですね
そしてこれ書きません
大きなものないつつつつつと流れてきます
小さい大きい小さいですね
小さい大きいですね大きい大きい小さい
小さいこういう
変わり方ができるんですね

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