見出し画像

NZに住む人々

この数週間でニュージーランド在住の日本人と立て続けに会いました。

まずは、現地にもう30年近く住む従兄弟。年は僕の3つ上です。

彼は毎年仕事のために帰国していて、そのたびにボクモに来てくれます。今回の日本滞在期間中は3回のご来店。そろそろボクモの全メニューを制覇するかもしれない、海外在住の常連さんです。

それから、現地在住ながら日本ソムリエ協会のワインエキスパートの資格をとって、SNSなどでニュージーランドワインの魅力を紹介している女性。

数年前に「地元が名古屋」&「NZワイン好き」同士で意気投合して以来、帰国のたびにボクモに寄ってくださっています。今月は大使館イベントや商談会でもお会いしました。いつ会ってもマニア同士のワイン談義ができるのが嬉しいです。

そして、いちどボクモでのニュージーランド関連のイベントにパネラーとして参加してくださった女性。久しぶりにお会いできました。彼女はニュージーランド挙式のサービスをやっています。カウンターでボクモの常連さんとのトークも花が開いて、楽しかった。

それから、マールボロでフォリウムというワイナリーをやっている岡田岳樹さん。来名して開催されたセミナーに参加して、お話をさせて頂きました。しっかり勉強になりました。フォリウム、来月くらいからボクモワインのラインナップに加わる予定です。

さて、そんな珍しい数週間を過ごしてみて思ったこと。

それぞれの皆さんと会ったのは、すべて別の日です。話した内容も、現地の話やワインの話、仕事の話など様々。

でも、こうして「ニュージーランド在住の日本人」という同じジャンルの人たちに続けざまに会って、なにか、共通しているものを感じました。

それはなんというか、海を越えて生活をしている人が持つ、独特のエネルギーみたいなものです。

エネルギーと言っても、ギラギラと外に出ているものではなく、もっと内側に静かにある感じ。

異国の地に体を馴染ませながらも、自分の中心部分を失わない。そんな、人としての強さみたいなものかな。

皆さん、ずっと日本にいる僕ではわからない、異国での喜びも難しさも体験している。そして、夢と現実を折り合わせる自分なりのやり方を身につけている。

そういう、母国から遠く離れた場所でも、自分の居心地の良さをプロデュースすることができる人たちに、僕は力強さを感じたんだと思います。

大自然に囲まれたのどかなニュージーランド。日本ほど便利じゃないけれど、日本ほど忙しくなく暮らせる。そんな選択をした人たちに、純粋に憧れたりもします。

来年は、久しぶりのニュージーランド渡航を予定しています。

今月会った方の中で3人は南島のクライストチャーチ在住です。皆さん、各々の面識はありません。だから、僕がクライストチャーチに行って、皆さんを集めて「ボクモに関係する日本人のパーティー」ができたらいいな。それぞれのエネルギーが跳ね返りあって、面白い反応が起きそうな気がする。

あ、そうだ。北島のオークランドでもそんな会ができるかもしれない。

オークランドは、以前ラジオでお世話になったご夫妻や、いっしょにイベントをやったことある愛知出身パワフル女子のファミリー、夢を叶えて移住したボクモの元常連ガールもいる。

それから、帰国するたびに寄ってくださるニュージーランド航空のフライトアテンダントさんもオークランドだ。

あの個性的でエネルギッシュな面々が集まったら楽しいことになりそう。

よし。僕も何かしらのエネルギーをお土産に持って行けるように、準備しなくては。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?