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なかなか熟れないラ・フランスを焼いて美味しく食べる

今年は和梨をじゃんじゃんガシガシ食べまくっておりました我が家。
幸水、豊水、あきづき、新高とどれもこれもそれぞれに特徴があって美味しいなぁ、と楽しみましたが、和梨は和梨。それはそれ。
だから、これはこれ、ということで、洋梨もしっかりと楽しまなくちゃね♪と思い、選んできたのですが、なんだかもうホント、どれだけ待っても待っても、全然いい香りがしてこないんです。このコ。
ヘタのあたりがちょっと柔らかくなってきたころが食べ頃。匂いをかぐと、あまーいいい香りがしてきます、なんてことを聞きますが、もう平気で半月くらいだんまりを決め込んでいるんです。さすがに待ちくたびれた、、、

うちの冷静沈着なラ・フランスさん

しーーーーーん

これ、本当に熟していないのだろうか?
こんなに長く待つものなのだろうか?
こう見えて本当はもうすごく美味しくなってるんじゃなかろうか?
基本的にせっかちなので、もういいや、とりあえず、1個、カットして確かめてやるわ!とそんな気が起こってしまったんです。

どうです?
びっくりするほど、シャキシャキだった。
予想を裏切らないほど?未熟状態だった。
やっぱりそうか。そうだよなぁ、、、と思いつつ、いいもんね、それなら焼いちゃうもんねー、ということで。
ペティナイフを使って、芯のところをぐるっとくり抜きました。切り込みを入れて、後はティースプーンで掘るようにして外します。

そのあとは、

断面にブラウンシュガーを思い切ってまぶします。さらにその上にシナモンパウダーを振りかけます。焼いているうちに傾いて、果汁が溢れちゃうのが悔しいので、傾かないように台になるような器(ココット)にセットしています。

これを、200度のオーブンで30分焼きました!すると、こうなります。

うわーーー♪ いい感じ!いい感じ!
これ、このときすぐに食べたかったけれど、そこは我慢して、夕飯後のデザートタイムまでお預けにしました。

ちなみに、上の写真の左端にアルミホイルに包まれたものが写っていますが、そうです、これ、先日のビーツの下処理と一緒に作業しています。

ビーツの下処理って、先日は60分でしたが、普段はもっと大きなサイズのものを扱うことの方が多く、最低でも120分くらいオーブンを稼動させているんですね。
庫内にびっしりとビーツを入れているわけではないし、繊細な焼き菓子を作っているわけではないので、オーブン内の「隙間」を有効利用したくなっちゃうんですよねー。
大体いつも、バットに適当にカットしてオリーブオイルを回しかけた野菜を入れて、一緒に焼いていたりしているんです。
それが、今回は「ラ・フランス」だった、と♪
そして、それが大正解だったんです!

夜になって、夫が帰ってきて、お風呂入ったりあれこれ夕飯までのルーティンをこなす間に、執拗に「今日はご飯のあとでラ・フランス焼いたの食べるんだよ!」「アイスをのっけて食べるんだよ♪」と言い続けて、擦り込み。
自らテンション上げていくタイプ。

そして、こうなりました。

いやー、もう絶対に美味しいヤツですよ。
なんてったって、アイスクリームは【Hio ICE CREAM】さんの今月のサブスク商品の『和くるみ』ですからね♪
これすごくナッツ感(食感じゃなくて、テイスト、香り)があって、独特の香ばしさと甘さが堪らないんだけれど、なんとも「優しい」美味しさなんです。
そんなアイスと、表面のお砂糖がカリッと焼けて、そのくぼみには果汁がたっぷりで、ガシガシだった果肉がジュワジュワに焼けて、皮まで柔らかになっちゃったラ・フランス。
合わないわけ無し!

リベイクして、熱々が復活しているラ・フランスの熱で溶け始めるアイス。。。

めちゃくちゃ急いで食べました。大満足です。

と、いうのが3日前の夜のお話なんですよね。
ああ、美味しかったなぁっていう。
ただ、でも今朝もまだ残りのラ・フランスたちの沈黙は続いていました。今年、私にはあの洋梨のとろりざらりとした食感を楽しめる日は来るのだろうか?
このままでは、もういい鳴かぬなら全て焼いてしまえ!と、暴君のような振る舞いをしてしまいそうです。

でも、、、
美味しいから、良かったら一度くらいはみなさんも焼いてみてね♪(暴君からの誘惑)




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