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余命宣告後の生き方~ステージⅣのがんとの共存~

【ステージⅣの腺様嚢胞がん】
2018年6月、がんと診断されました。
「上顎洞の腺様嚢胞がん ステージⅣb」
(上顎洞とは鼻の奥…副鼻腔のひとつで、頬っぺたの内側にあります)
見つかった時点で、もうかなり進行していて、治療は難しいとのことでした。

頭の中が真っ白になりましたが、
自分で主治医に尋ねました。
「余命はどのくらいですか?」
医師はさらっと、即答しました。
1年程度の可能性が高いです」

それまで自分のことを元気だと思っていたので
「死」がいきなり身近なものになりました。

看護師として長年働いてきて
多くの方の最期を看取ってきましたが
自分が同じ立場になると
こんなにも苦しく何もわからなくなるんだ…
どん底に落ちて行くんだと初めて知りました。

その後…
唯一残された治療である
陽子線治療と抗がん剤治療を受け
もうすぐ6年が経過します。
いつまでの延命かはわからないのですが
少しずつ仕事も再開しながら
昨年からは大学院で「がん看護学」を学んでいます。

そして…
様々な治療の後遺症と向き合いながら
1日1日を大切に過ごすように努めています。

まだまだ慣れないnoteですが
これまでの経過を報告しながら生き方を考え
同じように苦しんでいる方やご家族、
そしてそのような方々の関係者、
力になりたいと思われている方々に
読んで頂ければ嬉しく思います。

どうぞよろしくお願いします(*^-^*)

♡あきこ♡


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