見出し画像

DAY 27 A song that breaks your heart

がっかりした曲

うしろゆびさされ組 - バナナの涙

小学校でバス遠足があると、クラスのみんながそれぞれ好きな曲の歌詞を書き、ワラ半紙の歌集を作った。バスの中でそれを見て歌うのだ。高学年の頃はおニャン子全盛期。当然のように「バナナの涙」があった。みんな大好き、ハイスクール奇面組の曲でもあった。子供が手書きした歌集を見ながら、バスの中で大合唱。
歌詞の隠喩がわかる年頃になって、この情景を思い出して「気持ち悪!」と思った。性的な比喩の曲を、男の仕掛け人が作って、普通の女の子みたいなアイドルに無邪気に歌わせて、それを見た子供たちが真似して歌う。グロテスクだなあと思う。それ以来、私の中で秋元康はスカムだ。
いかにも大人っぽい雰囲気でセクシャルな歌詞なら、なんとも思わない。子供も子供なりに、あ、これは…と気付いて接するから。
番組名からしてひどい。オマンコとニャンニャンのマッシュアップなんだから。そんなものを毎日見ていたんだよなあ。悔しいけどいまでも歌える。へんな、の。以来、ドラマでも何でも秋元康案件は避けています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?