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「ゆるい教育方法学研究📖」始めます🌱

はじめまして🌤ご覧いただきありがとうございます🙇‍♂️

小学校で教師をしているボケットと申します。よろしくお願い致します!

このマガジンでは「教育方法学」について、ゆるく解説していきたいと思います😑

教育方法学って何??

「教育方法学」というと、どんなものをイメージするでしょう??

"教育の方法についての話なのかな…"
"教育技術についての話なのかな…"

このようにイメージされる方が多いと思いますが、実はそうではありません

「教育方法」という冠がついているため、上のようにイメージされる方が大半なのですが、

正しくは、
教育方法学…教育における理論と実践を往還する学問
です💡

つまり、どういうことかというと…
・何らかの理論に基づいて、教育実践を行い、
・その結果、理論のほうが覆るような事象が起こった場合は、理論のほうを見直す
・見直した後、またさらに教育実践を行なって検証する

という理論と実践の往還のサイクルを生み出し、
その中で教育実践を発展させていこうとする学問が「教育方法学」になります💡


みなさんは教育実践を行う場合、何に基づいて教育実践を行なっていますか??

"教科書の指導書をベースに授業をしてみたな…"
"市販の書籍を買って、実践してみたな…"
"もちろん、学習指導要領がベースだよ"
"SNSの情報を基に実践してみたことがある"
"仲間とアイデアを出しながら、実践してみた"
"先輩のものをマネしてみたな…"

教育実践は全くの一人では行えません。みな、誰かの何かを参考にしながら、実践に取り組んでいます。

一つの疑問

しかし、ここで一つ疑問を投げかけます。

その参考にしたものは、科学的な知見から見て、妥当(正しい)とされるものでしたか??

誰でも、誰かの何かを参考しながら、教育実践に取り組んでいます。

しかし、気づいてほしいのは、
その参考にした大元のものは、科学的な知見から見て「正しい」とされるものだったか、ということです。

みなさんは、自分が参考にしているものが、
・どのような立場から生まれ、
・どのような検証を経て、
・どのような評価を受けているのか。

などを検証したことはありますか?
もし、自分が参考にしているものが、「実は、科学的には間違っている」となっていたら残念ですよね😞

科学は前例を覆すことで進展するのが普通です。過去に自分が信じたものですら、淘汰されていきます。この進展と淘汰のサイクルを受け入れる度量が、これから変わる新しい時代の教育を創っていく礎になっていくと考えられます。

実践者の役割

でも、このことだけ言うと、「最新の研究を基にして実践を組めばいいんだ」と思われる方もいるかもしれません。

しかしながら、私が「教育方法学」を通じて言いたいのは、
教育実践というものは、単に、最新の科学者の理論に巻き込まれるだけのもではないということです。

もちろん、最新の研究をベースに実践していくのですが、
私たち現場の人間は、その最新の研究が実践ベースとして妥当なものであるかどうかを検証していく重要な役割も担っています。

つまり、教育実践を行なった後に、私たちは、参考にした理論自体のほうに齟齬や誤植がないかどうかを検証していく重要な役割も担っているのです。

これは、教育実践の発展にとって、とても重要なことです。

「教育方法学」を簡単にすると…

こういった「理論⇆実践」という図式での往還がある学問が「教育方法学」です。

ここまで、ちょっと小難しく書いてしまいましたけど😅、図式で簡単にすれば、

「理論⇆実践」

これだけ笑。

自分は何をベースに教育実践を積み重ねていくのか?
自分の実践はどの研究を基にすれば、次のステージに進める?
なかなか実践がうまくいかないけど、そもそも、参考にしてた元のほうに原因があるのでは?

など、

きっと、あなたにとっての前への進み方が分かる。

そういったものを、ここ「ゆるい教育方法学研究📖」でお伝えしていければよいのかな、と思っています😃

以上、初心になります。これからよろしくお願い致します🌱(2020/9/25:ボケット)


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