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夜桜と能と狂言と

降り注ぐ桜吹雪

篝火

月明かり

うっすらと見える星々


今から100年遡ると、照明もなく、遠くから聞こえる騒音もなく

完全な闇に浮かび上がる能舞台だったのかもしれない。


そんな遠い遠い、遺伝子の記憶を辿ってしまうような夜でした。



谷崎潤一郎が、陰翳礼讃で記述していたような能は、今や文章の中でしか味わえないけど。

そうだったのかもしれない、と十分に感じることのできる夜桜能でした。



何かこの機会にたまたま巡り会えで、観れたことに感謝。



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