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【ミニ情報:2ニーファイ9章:贖いの力を認識する】

モルモン書は、イエス・キリストを証しする第二の書物です。そのモルモン書の大切なテーマの一つは、わたしたちにイエス様の贖いの業についてもれなく教えるためのものだと思います。モルモン書の各時代の預言者は繰り返し繰り返し、イエス様の贖いの業に言及しています。この2ニーファイ9章もそうです。 

2ニーファイ9章について、ジョセフ・フィールディング・スミス大管長は次のように教えておられます。

「かつて贖罪について行われた説教の中で最も啓発的なものの一つであり…救いを求めるだれもが注意深く読むべきものです」

"Answers to Gospel Questions", ジョセフ・フィールディング・スミス・ジュニア編,
全5巻〔1957-1966年〕,第4巻,p.57

今日は、「贖いの力」について、わたしがいつも忘れないようにしていることです。ボイド・K・パッカー長老が「贖いの力」について語られた言葉をご紹介いたします。

「キリストの贖罪(贖いの力)は……わたしたちがこの世の生活を終えるときだけに適用されると考える人がいます。しかし贖罪にはさらに大きな力があります。日常生活において求めることのできる常に存在する力です。」

ボイド・K・パッカー2001年年次総大会・土曜午後の部会』

パッカー長老の指摘されている「日常生活において求めることのできる、常に存在する力」とはどのようなものでしょうか?「キリストの贖いの力」にあずかるということを考えると、皆さんはどのような状況を思い出されるでしょうか?

多くの方々は、イエス様の復活の力や宣教師から受けたレッスンを思い出され「罪」を犯した時に悔い改めることによって清められることはすぐに思い出されることでしょう。それもイエス様の「贖いの力」の大切な部分です。しかし、「贖いの力」はそれだけではありません。「キリストの贖いの力」にあずかるとは、パッカー長老が仰っているように「日常生活において求めることのできる」「常に存在する力」=さまざまな場面のさまざまなもので、わたしたちの毎日の生活で感じることができ、毎日の生活を豊かにし、わたしたちをより高みに導いてくれる神様からのプレゼントなのです。 

その内容は、明日からの記事でご紹介し、詳しく考えてみたいと思います。

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