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45_「さて、主はわたしニーファイに、彼らのもとを去って荒れ野へ逃げるように、またわたしとともに行きたい者も皆、そうするように警告された。」(ニーファイ第2書 第5章5節)

レーマンやレムエルたちは、ニーファイを霊的な指導者として拒んだだけではなく、命まで奪おうとしました。そのような状況の中で、主はニーファイに荒れ野へ逃げるように指示されました。ゾーラムやサム、ヤコブ、ヨセフ、その他、ニーファイと一緒に行きたいと思う者は、神の警告と啓示によって新しい定住の地に導かれ、そこをニーファイの地と名付けました。(5:1-8参照)この時期から、ニーファイの民(人)とレーマンの民(人)の歴史が始まります。
 
ニーファイに従った人たちは自分たちのことをニーファイの民と呼び、モーセの律法に従って主の戒めを守りました。また、家畜や動物を飼い、耕作をして勤勉に働き、都市を築き、神殿を建て非常に繁栄していきました。(5:9-17参照)そして、民は、ニーファイに王として民を統治するように望みましたが、ニーファイは王となることを望みませんでした。しかし、民の指導者として霊的にもこの世的にも民のために力を尽くしました。(5:18)
 
「主はわたしニーファイに、彼らのもとを去って荒れ野に逃げるように…警告され」(5:5)安全な状況へと導かれました。これは、現在の私たちにも当てはまります。主は、預言者を通して、この混乱した社会情勢、自然災害、疫病などの多くの不安材料がある昨今、それらの不安材料から離れ、安全な生活をすることができるように、その時期に必要な、わたしたちが避けるべき事柄、なすべき事柄を教えてくださっています。


4月6-7日に、年次総大会が行われます。
今回の大会で、生ける預言者の方々はどのようなメッセージを伝えてくださるでしょうか? わたしたちを安全な生活へと導く多くの警告が発せられることと思います。心を耳をしっかりと開いてそのメッセージを聴き、心に留めたいと思います。


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