第3章は、リーハイの末の息子であるヨセフに語られたもので、エジプトに売られたヨセフの予言に関連して「4人のヨセフ」について述べられています。また、世に出てくる2冊の書物について述べられています。この2冊の書物とは、エジプトのヨセフの子孫によって書かれる書物『モルモン書』とユダの子孫によって書かれる書物『聖書』を指しています。
これは、旧約聖書の記録の中で、エゼキエルが予言しているのですが、エゼキエルは「ユダの木」と「エフライムの木」と呼んでいます。(エゼキエル書37:15-28参照)エフライムはヨセフの息子の1人です。ですから「エフライムの木=ヨセフの木」ということができます。
ボイド・K・パッカー長老は次のように述べておられます。
ラッセル・M・ネルソン大管長も次のように述べておられます。
また、タッド・R・カリスター長老も次のように述べておられます。
確かに、主ご自身が宣言されていますように『モルモン書』と『聖書』が「一つに合わされる」ことによって、「偽りの教義を打ち破り」「争いを鎮め」「平和を確立し」て、世界に大きな影響を与えることができるのです。
わたしの父は、モルモン書も聖書も聖文を読むのが大好きでした。毎日、小さな紙片に聖句を書き写して、その聖句を暗誦もしていました。また、周囲の人々にモルモン書をプレゼントするのを使命のように感じていました。父の人生の中でどれくらいのモルモン書を友人や知人に、多くの場合は、全然知らない初対面の人でしたが、プレゼントしたでしょうか。98歳で亡くなるまでに100冊以上のモルモン書をプレゼントしていると思います。わたしたちの人生に「喜び」をもたらし、数々の問題やチャレンジの解決のために力を与えてくれるモルモン書を多くの方々と分かち合えたらと思います。