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「魔術の亀の日」の意味と周期性

13の月の暦』の365日暦で今日は「スペクトルの月1日」、260日暦では「赤いスペクトルの月」(KIN89)という日に当たる。「スペクトル」は13段階ある「銀河の音」の11番目を示す用語で、「解放/溶かす/解き放つ」という意味合いを持つ。

『13の月の暦』の260日暦部分のみ盗作したマヤ暦(より正確には偽マヤ暦)だと、365日暦に「スペクトル(11)」が登場する事は無いが、全体に一貫した仕組みと法則がある『13の月の暦』では11番目の月(ひと月28日)を「スペクトルの月」と呼ぶ。

『13の月の暦タイムスコア』より

一方、13段階の周期(ウェイブスペル)を20回繰り返す構造を持つ260日暦(ツォルキン)には、「スペクトルの日」が13日に一度必ず登場する。そして、今日のように月日の「銀河の音」が重なる日を「魔術の亀の日」と呼ぶ。

「魔術の亀の日」の大まかな意味合いは「異なる幅のサイクルが同期し、その数字が持つ力や機能、意味が強調される日」で、こよみ屋さんが発行している『13の月の暦・手帳』や『13の月の暦ダイアリー』では「亀印」が印刷されている。

私が知る限り「魔術の亀の日」という用語が最初に登場したのは『テレクトノン』で、それ以前にホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が発表した『ドリームスペル』や『13の月の暦・説明書』には見出す事が出来ない。そこで、まずは『テレクトノン』にある説明を引用してみたいと思う。

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