カラム・チェインバースはヴィラのディフェンスにオプションをもたらすか

先日と言っても二週間前のことですが、、アーセナルから、カラムチェインバースが加入しました。復調のアーセナルは今シーズン序盤かなり苦戦していました。そこで富安、ホワイト，ラムズデールが加入し守備が安定しましたがチェインバースはそのタイミングでポジションを奪われています。ディフェンスラインが固定されたアーセナルから放出された形ですが、ヴィラにとってはかなりお買い得な補強となったといえるでしょう。

もともと、中盤でプレーしていたため、足元の技術には定評があります。フラム時代にはシーズンMVPを受賞するなどトップリーグでの経験も豊富。そして本職はCB。今までヴィラにいなかったタイプのディフェンダーと言えます。

これによってヴィラのスターティングメンバーに変更があるでしょうか？と言われればすぐにはないかもしれません。しかし、イタリアの戦術とまで言われていた３バックシステムが世界のトップチームに浸透。守備的と言われてきた３バックもバリエーションを増して攻撃的な策に仲間入りしたといえます。この場合、ミングス、コンサの間にチェインバースが入ってくる。という考えは十分あります。幸い、復帰したヤングやディーニュ、キャッシュといった面々はウイングバックとしても機能するので５バックや中盤の枚数を増やすのであればすぐに出番が回ってくるでしょう。

そうでなくとも危なっかしいパフォーマンスが気がかりなホースにとって代わる戦力となりそうです。年末年始恒例の過密日程はひと段落しましたがまた代表戦明けのゲームではチームコンディションの不安も残るでしょう。有能なバックアッパーがいるチームは強いです。先発に抜擢され、その試合のパフォーマンス次第ではもしかすると右CBの一番手に名を連ねるかもしれません。

いずれにせよ、この冬かなり積極的な補強をしたヴィラ。その中でもコスパの良い、効率的な買い物をしたといえます。そしてバックアップに留まらず、スタメンでヴィラのゴールをロックしてくれる。期待してみていきましょう。次のマッチデイが楽しみです（１０日、ホームのリーズ戦です）。

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