Dominion Online(ドミニオンオンライン)でレート60になるための考え方1~ゲームの終わらせ方~
初記事は流石にドミニオン記事にしようと思ったチャーシューです。
私は下記チャンネルで月曜日・水曜日・木曜日を中心に不定期で配信しているのですがその配信で高評価していただいたことに対して何かお礼がしたいなと常々考えておりました。
私のyoutubeチャンネル:ちゃーしゅーのまったりゲーム配信チャンネル - YouTube
というわけでいただいた高評価の数だけ記事を書くという企画とし、これがその第一弾目となります。
記事を書くなら色々順番がありそうですが、面倒なので話をぶっちぎって今一番書きたいDominion Online(ドミニオンオンライン)でレート60になるためのテクニックを書いていこうと思います!
この記事のターゲット層
具体的にはDominion Onlineの二人戦でレート55~59のプレイヤーをターゲットにしています。
詳細としては試合直後サプライを見たときの方針や序盤の動き(1~4ターン目の購入)はレート60以上の上位勢とあまり差はないのに何故かレートが伸び悩んでいてどうすればよいかわからない人向けの記事です。
ゲームの終了方法を意識する
ドミニオンの二人戦は極論を言えば勝っている方がゲームを終わらせるゲームです。そのためゲームの終わらせ方を意識している人としていない人ではその勝率に大きな差が生まれます。
レート60以下の人はこの意識が薄い人が多いです。何故か。それはお互いのドミニオンの力量が一定以上ないとこのゲームの終わらせ方で勝敗が付く状況にならず圧倒的に経験値が少ないからです。
何故ゲームの終了方法で差がつくか
ドミニオンは基本的に初手と序盤の購入がゲームの8割を決めると言われています。これは程度の差はあれどその通りで初手で最適解を取らない相手に対しては一方的に勝つことができます。そのためまずドミニオンの上達の一歩目は適切な初手を取りそこから適切な動きをすることです。
Dominion Online(ドミニオンオンライン)の二人戦で沢山の勝ちと負けを積み重ね初手の選択について一定水準までレベルが上がったプレイヤーがレート55を踏み越えたとき、これから対戦する格上の相手は全員が初手の選択をほぼ誤らない相手ばかりです。
こうなって初めて「お互いが最適な初手を取った場合の試合展開」の経験が積まれていきその中で一番大事なのが「ゲームの終了方法を意識する」ことです。それまでは勝つためにそこまで重要ではなかった知識、経験が問われるのでどんどん勝てなくなります。
しかもこれに関しては意識の差なので負け覚えがしにくいという欠点があります。初手の誤りによる敗北は相手の手順がそのまま答えなので改善点がわかりやすいですが三山終了による負けはお互いの展開によって発生する偶発的なものも多く、意識の差が敗因となるため次につなげるための改善点が見つけづらいです。結果的に上達にかなりの時間がかかってしまいます。
レート60以下の人はゲームの終わらせ方に難があることが多く、ここさえ鍛えればレート60に届くことは可能というのが私の持論です。
ここからは3パターンの終わらせ方、三山終了/点数過半数獲得/属州枯れについて簡単に解説します。
三山終了は2つの使い方がある
ゲームの終わらせ方についても一本記事が書けるほど複雑なので今回の記事では細かい部分は割愛し、大筋の部分のみ語ります。
三山終了は一番差が出る終わらせ方で2通りの使い方があります
1.有利な人が逆転されないよう有利なまま三山終了でゲームを終わらせる
2.不利な人が一発逆転を狙って三山終了でゲームを終わらせる
矛盾しているようですが展開によってどちらも仕掛けることができます。上級プレイヤーにとって三山終了とは一つの武器です。
特に2.の不利な時の一発逆転は負け試合を勝ち試合にできるので重要度が高く、序盤の不運で不利な展開になったときは常に狙っています。逆に格上相手にジャイアントキリングできる展開になったときはいつも以上に三山終了を警戒してください。上級者は虎視眈々と逆転する機会を狙っています。
あと16金8購入で屋敷8枚買うことで一山枯らし、その流れのまま三山終了して勝つパターンは頻出するので覚えておきましょう。8点稼ぎながらゲーム終了できるため比較的楽に逆転できます。
ちなみに三山終了力を極めようとすると相手のデッキを覚えておく必要があります(なぜか上級者達は平然と覚えていて「次のターンの相手の獲得は5枚だからここまでは大丈夫」とか言っています。怖い)。中々そこまではできないと思いますので最初のうちはゲーム中に「このゲームは三山終了するか、しないか」を一旦考えることからスタートしましょう。
実は属州枯れよりも多い、全体点数の過半数獲得終了
三山終了以外の終わり方は属州枯れ、というのは実は誤りです。三山終了以外の試合のうち、半分以上は点数を過半数獲得することによる相手の実質的な投了になります。
二人戦の場合サプライの属州&公領&屋敷の点数合計は80点です。初期デッキの屋敷3枚をそれぞれ加えると86点しかありません。つまり43点以上取れば実質負けず、44点以上なら確実に勝ちます。
もちろんドミニオンには様々な点数獲得要素があり、それらがあるとより多く点数を稼ぐ必要があります。
皆さんはこんな経験はないでしょうか?自分は属州を買い始めたが相手が属州を買わずに勝利点トークンを貯め続けている。属州6枚取ったところでもう属州を買うことができなくなり、相手は勝利点トークンを取り続けているので抜かされてしまい負けてしまった。。。
この敗因の大元は自分は「点数の過半数獲得」によるゲーム終了を狙ったが、それが誤りでこのゲームでは「点数の過半数獲得」によるゲーム終了は発生せずちゃんと「属州枯れ」を狙うべきだった、というものです。勝利点トークンで無限に点数が稼げるなら「点数の過半数獲得」は実質的にあり得ないことがわかります。
なので如何に早く属州を取って過半数を超えるか、よりも如何に早く属州8枚とるか、を軸に方針を決める必要があったというわけです。
そもそも2人戦で自分が負けているなら属州は買わずにゲーム終了を延ばした方がいいに決まっています。でも属州を買うしかないのはそうしないと相手に点数の過半数を取られてしまい確実に負けてしまうからです。他に点数獲得手段がないなら点数の過半数を取られないためにも属州を減らすしかなく、その結果属州枯れでゲーム終了しますが終了の起因は点数の過半数獲得によるものです。
他にも1購入しかないサプライで点数が負けている場合、残り2枚しかなくても属州購入するしかないという行動も点数の過半数獲得という終了条件が原因です。公領購入でお茶を濁しても相手が公領購入すれば点数差がつかず、そのままずるずる進むと点差が開いたまま相手が点数の過半数獲得してしまうので属州を買うしかない、という構図になります。
ちなみにお金プレイ(ステロ)は基本的にこの終わらせ方しかできません。そういった意味でも自由度の少ない戦術といえます。
これについては実戦を見てもらったほうがイメージをつかみやすいのですがこれも別記事にしようと思います(記事が思いの他長くなった)。
ただのゲーム終了条件、属州(植民地)枯れ
属州枯れについては言わずもがなですが、点数の過半数獲得に起因しない純粋なゲーム終了トリガーのための属州枯れは少ないです。例えば勝利点トークンで無限点を稼ごうとしている相手にさっさと属州8枚獲得して点数を稼ぐ前にゲームを終わらせる、こういうパターンが純粋な属州枯れ終了になります。
この場合は属州枯れはただのゲーム終了トリガーとしての役割しかありません。点数は勿論関係ありますがそれよりも終わらせることが重要になります。
この方法で勝ちたい場合はしっかり属州8枚買う形を早めに作ることが大事です。基本的に16金2購入や24金3購入で一気に属州を減らすデッキでないと達成できないのでお金プレイ(ステロ)では殆ど発生しません。
まとめ
というわけでドミニオン2人戦でレート60以上行くためにはゲームの終わらせ方が大事という話と、そのゲーム終了の3パターンを説明いたしました。
ゲームの終わらせ方の3パターン
1.三山終了
2.得点の過半数獲得
3.属州枯れ
じゃあどうやったらレート60になれるのか、というテクニック部分まで説明できず申し訳ありません。それらについては別途記事で詳しく解説する予定です。最初は自分の想定している戦術がどの終わらせ方を想定しているかを意識するだけでも大分違うと思います。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。ここからは有料部分です。ですが本記事の内容の補完などはありません。もし余裕のある方でおひねりを上げてもいいよという方は読んでいただけると幸いです。
一応毎回試合形式の画像を張りますので、有料部分にどのように考えてどのような試合展開にするか、私なりの答えを記述させていただきます。
以下有料部分にこのサプライでの私の考えを記載します。
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