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【ウイングスパン】ソロプレイ456点

今年は2日に1回ペースでウイングスパンをプレイしています。なんとオフライン(紙)で!。一緒に対戦してくれるメンバーには感謝しかないですね!

さて本記事の本題はソロプレイで最高何点出せるか?を考えた結果になります。アグリコラとか詰めアグリコラと称して最高得点の手順を考えたりしていたのですがそういえばウイングスパンではやってないなーと思い考えてみました。その結果を語ります。

レギュレーションは以下の通りです。

1.対戦相手のいないソロプレイ(資源なども配られない)
2.東洋拡張環境(現状の最新拡張)
3.花蜜マジョリティおよびラウンド目的の点数はなし
4.ランダム要素は全てにおいて理想的なものにする

結果から言うと456点を叩き出しました。ちょっと行数を空けるのでもし暇な方はどのようなカードでどのように点数を稼ぐか考えてみてください。

というわけでここからは手順紹介です。最初は餌レーンを組んでボーナスカードを集めようと思っていたんですがレギュレーションの「4.ランダム要素は全てにおいて理想的なものにする」がすべてを壊しました。。。


最終ボード

方針

ドローレーンを組んで1手番25+αの点数を稼ぎ続ける

使用カード

カオジロサギ
餌箱をリセットし、餌箱にあるすべての魚を獲得する(あれば)。このとき獲得した魚1個ごとに、手元に置くか、この鳥に蓄えるか選ぶ。

ヒメクロアジサシ
餌箱をリセットし、餌箱にあるすべての魚を獲得する(あれば)。このとき獲得した魚を任意の数捨てることで、その捨てた数だけ鳥の山からカードを引き、この鳥の下に差し込む。

マネシツグミ
この鳥と同じ生息地にある、茶色の能力をもつ別の鳥を1羽指定し、その能力を適応する。

オウギアイサ
この鳥と同じ生息地にある、捕食の能力をもつ別の鳥を1羽指定し、その能力を適応する。

コガタペンギン
あなたは鳥の山からカードを5枚引き、それらをすべて捨て札にする。そのとき捨てたカードの餌コストに含まれる魚1個につき、共通在庫から魚を1個この鳥の上に蓄える。

実際の動き

早急にドローレーンにカードを5枚並べて後半はひたすらにドローレーンのプレイをします。

理想的な出目を指定できるので餌箱リセット能力は全て魚5個を出し続けます(1/7776)。その結果下記のように点数を稼げます。

カオジロサギ:5点
ヒメクロアジサシ:5点
オウギアイサでカオジロサギをコピー:5点
マネシツグミでどれかをコピー:5点

それに加えてコガタペンギンの点数が加わります。餌コストに魚があるカードをピンポイントで5枚落とせるので基本的に1手5点以上になります。

具体的には東洋環境では餌コストに魚を含むカードは74枚で総数は97個です。そのうち4枚(魚8個)は使用しているため除いて70枚89個になります。コガタペンギンは15回起動するので70枚すべて落とせて89点稼ぐことができます。

コガタペンギンのみ起動し続けても魚が尽きて最後の1手番は0点行動になるためマネシツグミはコガタペンギンをコピーせず他の5点効果をコピーし続けることになります。

ちなみに東洋環境ではカード枚数が多すぎて(436枚)山札が尽きることがありませんでした(オウギアイサ→ネコマネドリにしてヒメクロアジサシを連打しても無理)。山札が尽きた場合に再構築するならニシツノメドリ(餌コストが魚3つ)をめくり続けることもできたのですが。。。

こうして水辺だけで1手25点以上の行動になります。ウイングスパンというゲームで1手25点は破格を通り越してぶっ壊れています。通常プレイなら1手10点行動で最強と言われる世界です。まぁ1手ごとに1/7776を4回と魚コストカードのみを5枚引く運命力が必要なのでシェイクスピア猫の領域です。。。

ちなみにこの手順の良い点は最初のカオジロサギが点数エンジン兼餌獲得カードになっている点です。このおかげでレーンを組み切るのに必要な餌を寄り道せずに確保できます。餌レーンは1度も使用していません。

26手番の内訳が
鳥カードプレイ:5回
産卵:3回
ドロー:18回
ととても効率の良い形になっているのはカオジロサギのおかげです。

最初は卵もドローレーンで調達しようかと思いましたが競合相手が起動5点効果と強すぎたので非採用となりました。

最初に配られるボーナスカードも点数源になり、この形なら漁業管理者(餌コストに魚を含むカードが4枚で8点)が最高点になります。

というわけで最終的な点数は
鳥カードの素点  :29点
初期のボーナス点 :8点
差し込み&蓄えた餌:419点
の456点となりました。多分これが1番高いと思います。

ちなみにマネシツグミをネコマネドリにすると1餌余計に必要ですが3点伸びます。しかし餌コストの都合上その場合はどうしても起動5点効果を1回逃してしまうため多分最終的な点数は下がります。

終わりに

戯れに考え始めた詰めウイングスパンですが運の絡むゲームで運の部分を自由に操作できるとゲームが壊れることを再認識しました。

ドローレーン構築より餌レーン構築の方が強いんじゃないかという発想から始めましたがこれは通常ウイングスパンの範疇でしたね。神々のウイングパンは格が違いました。

また新拡張が出て新しいカードが考えてみようと思います。

最後に具体的な動きを書いておくので記録塗り替えの参考にしてください。

参考:具体的な手順

面倒なのでわかりやすさ度外視で書かせてください

凡例
n:/*プレイ内容*/(/*資源内容*/)【/*点数状況*/】
    ┗/*特記事項*/

n:n手番目
資源内容:(餌/卵の個数/手札枚数)
点数状況:【カード点/※差し込み&蓄え餌】
※コガタペンギンは除き最後に89点を加算

ゲーム開始時
(花蜜1虫1魚1鼠1果実1/0/1:カオジロサギ)

01:カオジロサギプレイ(花蜜1果実1/0/0)【6/0】
02:ドロー(花蜜1果実1魚4/0/2)【6/1】
     ┗魚4つを獲得し1つを蓄える
03:餌を使って2個産卵(花蜜1果実1魚3/2/2)【6/1】
04:ヒメクロアジサシプレイ(花蜜1果実1/1/1)【15/1】
05:ネコマネドリプレイ(0/0/0)【17/1】
06:ドロー(魚3/0/2)【17/13】
     ┗15資源を魚3つと12点に振り分け
07:手札を使って産卵(魚3/2/1)【17/13】
08:オウギアイサをプレイ(0/0/0)【22/13】
09:ドロー(魚3/0/3)【22/30】
    ┗20資源を魚3つと17点に振り分け
10:手札を使って産卵(魚3/2/2)【22/30】
11:コガタペンギンをプレイ(0/0/1)【29/30】
12:ドロー(0/0/5)【29/50】
  ┗20資源を20点にする。以下同様。
13:ドロー(0/0/9)【29/70】
14:ドロー(0/0/13)【29/90】
15:ドロー(0/0/17)【29/110】
16:ドロー(0/0/21)【29/130】
17:ドロー(0/0/25)【29/150】
18:ドロー(0/0/29)【29/170】
19:ドロー(0/0/33)【29/190】
20:ドロー(0/0/37)【29/210】
21:ドロー(0/0/41)【29/230】
22:ドロー(0/0/45)【29/250】
23:ドロー(0/0/49)【29/270】
24:ドロー(0/0/53)【29/290】
25:ドロー(0/0/57)【29/310】
26:ドロー(0/0/61)【29/330】

カード点:29
差し込み&蓄え:330
コガタペンギン:89
ボーナスカード:8

参考:大洋環境までなら

今回は東洋環境で考えましたが使用カードは1つ前の拡張である大洋環境までのカードのみです。そのため大洋環境でも同じ動きができます。

そして大洋環境までならカード枚数は346枚なので山札を全て使うことができます。全て使ったあと再構築をするなら魚コストが多いカードをコガタペンギンで複数回めくることができるわけです。

ただ山札枯渇を狙う場合上記手順のオウギアイサをネコマネドリに変更してヒメクロアジサシを1手番で3回使う必要があります(ヒメクロアジサシは山札を5枚減らせる)。また大洋環境だと魚を含むカードは使用しているカードを除くと54枚70個になります。

精査はしていないですが24手番目で山札が尽きて再構築し、25-26手番は再構築後の山札になります。餌コストに魚が2個以上あるカードは15枚31個。コガタペンギン2回+コピー能力を駆使すれば山札1周目70個+2週目31個の101個となりコガタペンギンの数がちょっと増えます。ちなみに3週目にはいけませんでした。

コピー能力を1回分コガタペンギンに充てたので本来貰える5点は失いますがそれでも点数は増えて

カード点:29
差し込み&蓄え:322(コピー能力1回分減少&ネコマネドリ変更分)
コガタペンギン:101
ボーナスカード:8

の460点になります(多分)。大洋環境の方が点数が若干増えるという結果になりました。

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