スッタニパータ01-最初期の仏教とは

今日から、ちょっとずつ聞いていきます。

最古の経典を集めたもの。
スッタ=スートラ=たて糸
釈迦は仏教という特別な宗教を説くつもりでやっているわけではなかった。
詩の形式が多い。
文字にしてみると、繰り返しが多い。
当時は繰り返しを楽しんでいた。

最古とされる理由。ヴェーダ聖典と言い回しが近いものが多いから。
仏教が始まる前のバラモン教の聖典。

歴史的人格として釈迦が出て来る。
後の仏典のような超人的な存在ではない。

原始仏教の聖典として今残っているのは、
パーリ語の聖典が多い。
漢訳の経典としては、阿含経に収録されている。

南方アジアの学問のあるお坊さんはパーリ語を読み書きできる。
パーリ語:当時の俗語。

昔はサンスクリット語で書かれた聖典もあったに違いない。
実際、かつてのシルクロードがあった中央アジアから
古い写本が出て来ている。
ドイツ人研究者が調べて、ドイツ語に翻訳されている。

釈迦の言葉:東部インド語。マガダ語。

以上

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