M-1ツアー2022 愛知 昼の部レポ

1.キュウさん「テテテンテ」

「バイキング」「ダイニング」といった、「テテテンテ」のリズムになる言葉が好きというネタ。「サイクリング」→「テテテテンテ」なので×、「モーニング」→「テテテンテ」と見せかけて「テーテンテ」
など、細やかなルールによりぴろさんの言う「テテテンテ」が清水さんに裁かれていく。

2.ヘンダーソンさん「先輩とご飯」

掴みに石焼き芋の歌のワンフレーズ。知ってる観客が多く拍手が起こったため、フルで歌う。
しかし手拍子もなく、静かな時間が流れる。
フーさんの「地獄やないか！」で拍手笑い。
「ナルド」で盛り上がらないくだりの後(ネタ中盤)、「ダメだなー」を入れると、待っていた観客が複数いた為拍手が起こる。フーさんが複数回繰り返すと、最後は大きな拍手に。
フーさん「俺売れた？」
子安さん「いやめっちゃ滑ってたやん」

3.男性ブランコさん「焼肉屋」

4階席まで満員の会場を見て、
平井さん「棚人間の展覧会」「棚人」「人間いつかは棚になる、そういう名言も生まれました…」
浦井さん「誰が言うてたんですか？聞いたことない」
自己紹介の際、
浦井さん「僕が浦井と言いまして、こっちが平井と言います。浦井と平井でね、帰る頃には分からなくなってますね」
ヒヤヒヤお冷前の、他のお客さんのテーブルに行く前のくだりがロングバージョン。
豚トロンボーンを焼いている網の上で炙られる状況になっている平井さんにツッコミ続ける浦井さん。
スーツでドレスのひらりをやるくだり、左右にやるだけでなく真ん中で脚をOにするポーズが追加。(ピンマイクをつけている芸人さんとそうでない芸人さんが居たが、男性ブランコさんはお2人ともつけており、平井さんのスーツの後ろがピンマイクの機械でぺろっと捲れていた。)

4.金属バットさん「納豆のカラシを入れるタイミング」

超満員の客席を見て、4階を眺めるお2人。
友保さん「えらい上まで！いやすごい、あらあらあら、ねえ、見えてます？これ、大丈夫ですか？」
と言いながら中指を立てる。小林さんがその中指を気持ち隠すように手で覆う。見えている1階席爆笑。
小林さん「多分見えてない」
友保さん「見えてない？」両手で激しく中指を立てる。
友保さん「ざまあみろや」
ヘンダーソンのフーさんの「だめだなー」で拍手が起こっていたことをうけて、いいお客さんだと言うお2人。
友保さんが子安さんの「幕僚長ー！」をやり、拍手が起きる。
友保さん「日本中が凍りついたギャグがついに…」

5.ランジャタイさん「谷村新司」

ダイタクTシャツで登場する国崎さん。
国崎さん「ダイタクと言います、タクとタクで」
伊藤さん「タクタクじゃん、ランジャタイです」
国崎さん「2階席は全員要潤さんですね」
伊藤さん「1人しか存在してない」
国崎さん「嘘だろ…！？3階席にっ、クワバタオハラが…！クワバタオハラがおったらそこはもう大阪や！」
伊藤さん「何がしたいの？」
ネタは谷村新司さんが寒がっていて、その理由を聞くと効率を気にするタイプのため自転車にのったまま布団に入ってしまい、布団からはみ出てしまい寒いという概要。
谷村新司さんの髭が座標バグのような形で輪郭の外にあり、その髭を自分で迎えに行って「カチリ」とはめなければいけないというくだりの際、髭を追いかけるボルテージがMAXになった瞬間伊藤さんのヅラを奪い去る国崎さん。
髭とヅラ、どちらが髭が迷い、最終的に伊藤さんのヅラを髭として口元にセット。
国崎さん「ア"〜〜〜〜〜！！！！！！！！」
ネタ終了。体感尺10分ほど。

6.モグライダーさん「菊川浩二」

一つ前のランジャタイさんのくだりを引っ張り、
芝さん「我々が、ダイタクと申します。ダイと、ダイで。2階席はやはり要潤さんで。嘘ですモグライダーです」
ウン・シャン♪のところでお膳をはけてしまったり、ベイベベイベのところでもお膳をはけてしまったりと、ともしげさん大パニック。
調子が出てきてからは凄く俊敏にお膳をはけさせていた。

7.ゆにばーすさん「ラジオパーソナリティ」

拍手盛り上げ勝負のつかみ。ファッキューの指を薬指でやるはらさん。
はらさん「じじいとばばあで三途の川が5キロの渋滞」
アドリブ少なく掴みの時間をのぞくと完璧な4分ネタ。

8.真空ジェシカさん「マンションの管理組合」

安定のクロス入場かと思いきや、後ろに垂れているM-1ツアーの旗にフェイントを入れながら入ってきて一度ははける川北さん。再度戻ってくる。
川北さん「ポケモン免除だぜ！」
ガクさん「免税店のサトシ」
川北さん「どうも、ぼる予備校です」
ガクさん「ああ違います、大学受験特化のぼる塾じゃないです、真空ジェシカと申します」
ネタに入ろうとするガクさんを止める形で、R-1のサツマカワRPGさんのネタをやり出す川北さん。
ガクさん「練習させて」
川北さん「練習したい？…そっか、大会近いもんな」
困るガクさん。
川北さん「漫才してる時間あったら、練習したいか」「神宮寺のお母さんと大会が崖から落ちそうだったらどっち助けますか？」
ガクさん「サツマカワRPGのR-1の決勝のネタをなぞるな」
川北さん「サツマカワRPGのネタなぞってる暇あったら練習したいよな」
ガクさん「対人でやるもんじゃないと思う、あれ1人だから成立してる。マンションの管理組合の練習したいの、練習させて」
川北さん「……練習したい？」
ガクさん「あああ……(嘆き)」
ネタ終わり、天井にはりついてたバイオハザード2から出てくる敵みたいなやつの面白ポイントを説明してくれる川北さん。
背中を床につけ、手足を折りたたんだ状態でピンスポを当てられて、周りは暗転。
蝉が死んだ状態とバイオ2の敵の死んだ状態は手の開きが逆であることを解説後、手足を開き死亡。ピンスポも消えて完全に暗転しネタ終了。

9.ももさん「自慢できること」

掴みで真空ジェシカさんの真似をするお2人。
まもる。さん「俺さあ最近似てる有名人いるって言われてんねん」
せめる。さん「そうなん、だれよ」
まもる。さん「湯浅(弁護士)です」(両手グッドのジェスチャーつけて)
せめる。さん「言うとしたら僕〜！！」
やった後に2人揃って舞台袖に向かってお辞儀(袖にネタ終わりの真空ジェシカさんが居た？)
「廃棄弁当顔」が「廃棄弁当2個食い顔」になっていたり、細かな面でのワードチョイスが洗練。
両手で手を振ってはけていくまもる。さん

10.ロングコートダディさん「先輩とカラオケ」

入ってきてすぐにインカメで観客と自分を自撮りする堂前さん。
堂前さん「キャラをね、作ろうと思って。しっとりと自撮りをする"フワさん"」
兎さん「フワ"さん"？フワ"ちゃん"じゃなくて？やめて、不安になるから俺が。"ふあんさん"になるから」
ネタ後半で本来兎さんの頭を叩くはずのところを、「がら空きやったから」という理由でボディブローした堂前さん。驚いた兎さんが堂前さんの腕掴み、お腹抑えて狼狽えていた。
兎さん「何してんの？全部出るよ？鰻。鰻2匹全部出る」
堂前さん「いつもはこっち(頭)叩くんですよ、でもなんかボディがら空きやなと思って」
兎さん「ええんやな！？がら空きやったらいっても俺も」

11.東京ホテイソンさん「回文」

登場早々、マイクの位置をあげるショーゴさん。
たけるさん「おい囲碁将棋の位置だあ！」
ショーゴさん「公認いただいているので」
ネタ後半、アドリブを入れるショーゴさん。
ショーゴさん「今できた回文、今ふってきたM-1ツアーの回文」
たけるさん「できる？」
ショーゴさん「できる」
たけるさん「……できる？(ご自身を指差して)できっ……、俺ができる？カナメである俺ができる？俺は何もふってきてないから。いける？」
ショーゴさん「わくわくするね、M-1ツアー」
たけるさん「いぃや……ア〜ツ〜…………無理だ！！」
ショーゴさん「即興でやってるんじゃないの？」
たけるさん「練習のたまものだ！」

12.インディアンスさん「結婚記念日」

ネタ尺短め。冒頭でホールの広さに言及するお2人。
名古屋のシャチホコを模したポーズ(キャイ〜ンポーズで片脚をあげるような)をとる
きむさん「4階まであるんですか？すご！」
田渕さん「4階のみが手振ってくれてる〜！(手を振りかえしながら)、ついでに手相見ます？」
田渕さん「昨日の夜手羽先を食べて、今日のお昼は味噌煮込みうどんを食べて、楽屋についてひつまぶしを食べて、ここ(お腹を指して)が名古屋！」
きむさん「この数日で太った？」

13.オズワルドさん「明晰夢」

我々オズワルドの大ファンだよーと言う方？の掴み
序盤の明晰夢の説明パートで噛んでしまう畠中さん、会場からクスクス笑いが上がる。
畠中さん「もう一回やりますか？…我々オズワルドの大ファンだよーという」
伊藤さん「そっからはいいよ、もういい」
夢の中でチ…を出すくだりの時に、畠中さんが伊藤さんにもチ…を出すことをすすめるくだりは初見。
畠中さん「だすね」
伊藤さん「こーっわ、だすねて」
畠中さん「だしな？だしな？」
伊藤さん「だしなじゃないよ。いい、いい、いい。何人捕まるんだよ」

14.錦鯉さん「熱血教師」

こーんにーちはー！の後、大拍手。そのままのポーズをキープし続ける雅紀さん。少し話した後、
隆さん「仕事がね、1つ残っているのでね」
スパン！と頭を叩き、うるせえよ。
雅紀さん「左は、右だよ！」
隆さん「左だよ」
その後ホールの広さに言及。
隆さん「どうですか4階席は。上から駐車場にきたプロレス見てる感じですか？」
手を口に当ててニコニコ笑っている雅紀さん。
雅紀さん「頭しか見えてないわけでしょ」
隆さん「(上からみた雅紀さんは)ずっとハゲてるでしょ」
雅紀さん「途中ではえてきたりしないから！」
掴みで踊りのくだりをやろうとしたところ、雅紀さんの声がこもっていて何も聞こえない。
隆さん「何言ってっか分かんねえよ、マイメロディこんにちはにしか聞こえなかった」
雅紀さん「こんだけ入ってー！嬉しいからー！踊りたくなっちゃった！こう言ってた！マイメロディこんにちはって言ってない！」
隆さん「…俺が自覚ないのかなって思った、マイメロディの」
雅紀さん「貴方のことを！マイメロディとは思ってないから！」

錦鯉さんのネタ後幕が閉じ、ライブ終了。