春の日の丘

遠い遠いむかし、自転車でかよっていました。
「かすこう」とよばれたその高校は、茨木駅前にありました。

おもいおこせば、氏神さんも春日さんでした。
小さな神社の秋まつりには、かならず出かけていきました。
そのときから春日さんにはご縁があったのでしょう。

奈良に来て、春日さんのおひざ元にくらすようになりました。
初宮神社は、春日大社若宮さんの末社です。
いつしか玉手箱をひらくようになりました。
ご縁をつむぐお仕事をおひきうけしたと感じています。

むかしから郵便配達人や新聞配達員、タクシー運転手など、ひとをつなぐ仕事が多かったのも、自分に合った仕事を知らずに引き受けてきた結果かもしれません。

文化遺産保護のお仕事をしたときも、アジア各国のひとたちをむすびつけるお仕事でした。日本によんだり、その国に出かけていったりと、楽しい仕事でした。

ひととひとをむすぶおしごと。
春日さんからご縁をもらった仕事は、そういうことなのかもしれません。
それは、なんとなく感じていたこと。奈良に来てから特にその思いは強くなります。いまもどんどんと仕事がふえています。自治会までも(笑)

春日の丘にたって、風を感じるとき、
「だから、ここによんだんだよ」と声をかけられた気がします。
まだわからないことばかりなのですが、そろそろ「なぞなぞ」のヒントが出されたような気がしています。

もうすこしで、一問がとけそうです。



おやすみなさい♬





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