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メルカリはメディアなのかも

メルカリをぼちぼち使っていて、感じたこと。
メルカリって結構生々しいやり取りがあるなぁ、っていうことです。
良くも悪くも。

先日、メルカリで商品を売った時に発送で重量オーバーの大失敗をやらかしましたが、その時の相手とのやり取りなんて、もろに個人の感覚が表れます。
お金が絡んでいるから、という要因はありますが、普段何気なく友達や近所の人と話すのとは気の遣い方が全然違います。利害関係があるし、友達の好き嫌いとも違う独特の人間関係や距離感です。

つい最近メルカリで本を買ったのですけど、届いた本にしおりが挟まっていました。厚さのあるプラスチック製の、モネの睡蓮の絵がプリントしてある素敵なしおりです。
しおりを発見して、どうしよう、と思いました。ペラペラの紙のしおりなら本に付属していたものかな〜とも思えますが、きっとお気に入りなんじゃないかなと感じて(自分もモネ好きなのが影響大きかった)取引メッセージでしおりが挟まっていたことを売り主さんに伝えました。
売り主さんとやり取りを重ねた結果、宛先を聞いてしおりをお返しすることになりました。
買った本は匿名配送で届いたので、お互いに名前すら分からない状態で連絡を取り合い、最後は住所・名前も明かすケースもあるってなかなかすごい状況だなと思います。
同じくモノを購入するにしても、アマゾンや楽天でポチッとするのとは全然違う体験ですね。

メルカリというアプリを通じて知らない人とやり取りをすること。
使ってみたらこれまでにない体験でした。メルカリって売買するだけだと思っていたけど、モノを挟んで知らない人とつながる、ある種のメディアなのかもと感じたのでした。
疲れるけど、やり取りを通してホッコリしたりもします。
実はとても人間くさい売買システムでした。

今日はこの辺で。それではまた。


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