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『さみしい夜にはペンを持て』古賀史健

ずっと気になっていた古賀史健さんの本。意外なきっかけで読むことができました。
末っ子が学校の図書室で借りてきたのです。

自分が本が好きなので、子供たちが本好きになれはいいなと昔はよく読み聞かせたり絵本を買ったりしましたが、大きくなってからは、みんな自発的に図書館や図書室に行かないので、子供が本を学校から借りてくる姿を見たのは小学生以来?そこまで遡らないかな。
それくらい久しぶりです。

どうしてこの本にしたのか聞いたら、前にわたしが読みたいと話したのを覚えていて、ちょうど図書館に新入荷の本として置いてあったので借りてきてくれてそうです。
ちょうど末っ子は古賀史健さんの『嫌われる勇気』も読んだことがあったので(もちろんわたしが布教しました)
読んでみようかなと思ってくれたそうです。嬉しい!

そして『さみしい夜にはペンを持て』も、やっぱり読んでよかった。
タイトルに「さみしい」と一見ネガティブな言葉が入っているにも関わらず、読み終わった後に勇気が湧くのは『嫌われる勇気』と同じだなと思いました。

この本の中のテーマの一つに、「どうして日記を書くのか」があるのですが、それは自分がnoteを始めた理由を再考することにもなり、主人公のタコジローと一緒に、書くことについていろんな角度から考える旅をした気持ちになりました。
日記とnoteの違い(人に見せるかどうか)がここのところ気になっていたので、いいヒントを貰えました。

でも、中身が濃すぎて一回読んだだけでは自分の血肉になった気がしていなくて、もう一回読み返したいなと思います。自分に一番必要なパートはどこだろうと考えながら読んだら、もうちょっと頭に残ってくれるかな。
『嫌われる勇気』のときも、二回読んだなぁ(笑)。

読みやすいので二回読むのも苦にならないし、イラストがすごく素敵でページをめくるのが楽しい本でした。
勉強っぽく捉えているだけでなく、普通に物語として面白いです。タコジローとイカリくんのやり取りにグッと来ました。

連休は本を読もうと思っていたけど、結局この本しか読めてません。
もう最終日になってしまう〜。

今日はこの辺で。それてはまた。


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