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HELLO

2020年4月24日

きっと今の状況は今後歴史に残るであろう
世界大チェンジタイム。

全て出尽くした、新しいものがだんだん
無くなってきて、物を持ちたがらない、
固形物より情報、目に見えないものに
価値がみい出されてきた時代に
目に見えないものによって起こった大ハプニング。

あまりにも快適だった娯楽の世界からいきなり
現実に戻されたよう。
きっとこのハプニングが私たちの世代の
一大ミッションなのかもしれない。

2016~2018年頃の約2年間、
私は世界を放浪していた。
2016年の11月に日本を出て、
そのまま流れて約2年間も放浪してしまった。
特にルートを決めるわけでも無く、
いつ帰ると決めるでもなく、
その時その時自分に必要だと思った場所へ
移動していった。
そんな生活をしていると
人類の移動してきた歴史が気になった。
オーストラリアで農業生活をしていた頃、
雨で仕事ができない日が続き、
私はずっと気になっていた人類の歴史を
調べ始めた。
そのなかで一番興味深かったのが
ネアンデルタール人の絶滅。
現生人のホモサピエンスと
同時期に存在していたみたいで
ホモサピエンスよりも力も強く、体格も大きく、
知能も文化も進んでいたらしい。
でも生き残ったのはホモサピエンスの方だった。
その時はまだ未明なことが多く絶滅の理由が
すっきりするものがネットの中では見つからなかった。
日本に帰ってくると丁度ネアンデルタール人の
絶滅に関して新しい情報をNHKで放送していた。
まだ色々な情報が出ていて確実な情報は
ないらしいけれどそのNHKでやっていた
絶滅の理由がとても興味深かった。

その番組内で放送されていた
ネアンデルタール人の絶滅理由は、
”集団で生活していなかった”という理由だ。
ホモサピエンスが何家族かでまとまって
生活していたのに対してネアンデルタール人は
ホモサピエンスほどの集団での生活はして
いなかったという。
そこから文化の発達が遅れ、絶滅にいたった。
集団で生活していれば新しい武器の開発を共有し
広められる。コミュニケーションをとるために
知能が発達する。

”集団でいる”ことによって生き延びた
私たちの種だが、今は逆にその集団でいる事で
命を落とす可能性が高くなるという。
しかし現代では情報の共有ならいくらでも出来る。
私はあまり頭がよい知識のある人ではないが
足を動かし5感を使って全力で経験はしてきた
のでその経験の情報を共有したいと思った。
そして勘だけど私の経験してきた
アナログでサバイバルなことが今後、
逆に必要とされると思っているからだ。
まず自分のコントロールできない未知なものと
遭遇している時点で精神が不安になる。
それはこれまで、今ウイルスが爆発している
都市に住んでいる人の大半がコントロール
できるものの外に出ていなかったからだとも思う。
未知なものと遭遇した時に今後の未来が
すぐにすっきりと想像できないことの
ストレス、不安。
放浪しているとハプニングだらけだし、
たまに死にそうにもなったりすることも
あったけど、ああこんなに思い通りに
いかないけど
全部結局どうにかなってるなあとか
案外人間そんなに弱くないなあとか、
私が感じたことを感じてもらって
未知なものに対する不安だけでも
とれればなあと思います。

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