強豪!? 工学部
この記事では、北関東地方、南関東地方、中部地方とその他の地域における入試難易度が低く、就職のハードルも低い(=就職率が高い)大学を紹介します。
北関東
群馬大(電子・機械類)
メリット:
論文採択数の多さ
機械工学と電気工学の両分野を学べる
デメリット:
キャンパスが理工系の学部のみ(個人差アリ)
キャンパスの最寄りの桐生駅から徒歩25分、バスは1時間に1本とアクセスが不便
宇都宮大
メリット:
学部を横断した光工学の研究に取り組んでいる
キャンパスの立地が比較的良い
デメリット:
基盤科目を受けた後に専門科目を選択する「進振り」制度があり、進路選択の確実性が低い
前橋工科大
メリット:
改編により、建築系、情報系、生命科学系の選択肢が広がった
共通テストで古文や漢文、社会科目を受ける必要がなく、二次試験が理系数学のみであるため、比較的入試難易度が低い
デメリット:
機械系、電電系のカリキュラムがほぼない
南関東
職能総合大学校(電子情報)
メリット:
文部科学省ではなく厚生労働省管轄の「大学校」だが、学位の資格を有することができるようになり、実質大学と同じ感覚で入学して大丈夫になった。
受験科目は英語、理系数学、理科(物理または化学)からで
共テを受ける必要はない。東京都内にキャンパスがあり、格安の学生寮も敷地内にあるためコストパフォーマンスが非常に良い
デメリット:
高校や塾側で存在を知っている人間がかなり少ない
埼玉大
メリット:
情報工学科の研究実績が高い
1つのキャンパスにすべての学部生が通っている
入試負担が比較的軽量で、共通テストの国語は現代文のみ、理科・英語が二次試験に課されない
デメリット:
最寄り駅からキャンパスまで20分以上かかり、立地がやや悪い
農工大
メリット:
情報系ブームにより難関となっている電通大に比べ、相対的に入試難易度が下がっている
農学部が看板学部でありながら、工学部の研究環境も優れている
研究費用が豊富で、学術系サークルも充実している
デメリット:
難易度が下がったとはいえ、準難関であることに変わりはない
海洋大 海洋工学部
メリット:
カリキュラムが工学系、情報系、社会科学系を融合したユニークな構成
キャンパスに1学部しかないため、キャンパス内の総学生数が少なく(3桁程度)、少人数教育が徹底されている
共通テストのボーダーが比較的低い(前期限定)
二次試験で数学Ⅲを使うかを選択可能で、理科科目が課されないため軽量入試になっている
デメリット:
海が好きじゃないと楽しい大学生活を送ることができない可能性が高い
中部
信州大
メリット:
学科ごとのプログラムに分かれており、幅広い分野にまたがった学習が可能なカリキュラムが整備されている
科研費などの研究力指標が高水準
最寄りが長野駅で、新幹線を利用すれば頻繁に帰省が可能
デメリット:
毎年、積雪が多い
ユニークな研究が多く、将来のキャリアに合った研究テーマを見つけるのが難しい場合がある
名工大
メリット:
2年次に電気電子工学か機械工学を選択できる柔軟性がある。
ロケットエンジンや数理工学など、独自性のある研究室が多く存在する。
2次試験では、理科科目が物理か化学のどちらか1つで済むため、受験負担が軽い。
キャンパスが好立地で、アクセスが良い。
デメリット:
生活費や家賃が高く、特に名古屋市内での一人暮らしは負担が大きい。
キャンパスの敷地が狭く、特に広々とした環境を求める人には窮屈に感じられる場合がある。
静岡大
メリット:
数理システムなど、理学部寄りの分野も工学部でカバーしている。
キャンパスが自然に囲まれており、穏やかな環境で勉強に集中できる。
デメリット:
情報系が複数の学部に分かれているため、学科選びが複雑化している。
地震や台風など自然災害のリスクが高い。
交通の便がやや悪い。
岐阜大
メリット:
2次試験の比率が高いため、共通テストが苦手な受験生でも逆転合格の可能性がある。
基本の3学科に加えて、土木系の学科も充実している。
デメリット:
最寄り駅からキャンパスまでの距離があり、通学バスの本数が少ない時間帯がある。
土木系以外の学科の場合、院進学が推奨される傾向がある。
その他
兵庫県立大
メリット:
情報系がハード寄りの電気電子情報とソフト寄りの社会情報科学に分かれており、専門的な選択が可能。
兵庫県民の場合、入学金と授業料が免除される制度が利用できる。
デメリット:
バスがないと最寄り駅からキャンパスへのアクセスが困難。
他学部に比べて工学部全体の院進学率が低い。
工繊大(設計工学域)
メリット:
機械、電電、情報それぞれに対応した複数のコースが用意されている。
「インタラクションデザイン」という特色あるカリキュラムが用意されている。
デメリット:
知名度が低いため、首都圏などでの就職活動に不利になる可能性がある。
6年一貫教育をモットーにしているため、外部の大学院への進学が困難な可能性がある。
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