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インターに編入して驚いたこと

彼は3年生の3学期から新しい学校に編入しました。

学校に編入して一番最初に驚いたことは、
Englishの最初の宿題が
「adjective adverb を説明しなさい」 だった時。

形容詞・副詞。

あちゃー、やっぱり難しい!
って言うか、私が説明できない(日本語でもムリ😭)
彼に宿題の意味さえ説明できない。
教科書もないから教科書を見て説明することも出来ない。

Englishを勉強としてやってこなかったツケはいきなりきた!(親にも!)

彼がやっていたのはYoutubeを見て英語を聴いて話すこと。
形容詞の単語の意味はなんとなーく知っているけど、
形容詞がなんなのかを説明するなんてどういうこと?って感じだったと思う。

私は慌てた。これが科目としてのEnglishってやつか。なんの用意もしていない。
急いで英会話教室に相談して、1年生のEnglishから教材に沿って勉強できるようにお願いした。あぁ、これで息子が落ち込んだらどうしよう。やっぱり無理だってことになったら息子の気持ちはどうなっちゃうんだろう?

でも大丈夫だった。
息子はあまり気にしてなかった。
「意味わかんない部分もあるけど、わかることもある」と
出来ないことに視点を向けなかった、気にしていなかった。
鈍感なのかもしれないけど、その時は私は頼もしいとも思ったし
「助かったー!セーフ」と思った。

結局、インターから帰ってきて英会話教室で30分を週に4、5回。
3年生まで追いつくのに3ヶ月ぐらいかかった(と思う)

インターに入ったから英語系習い事はドンドン減らしていこう!と思ってた私は、思い通りには行かないってことが身に染みてわかった。

やっぱり学校のEnglishはおうちで出来ることとは違う。
レベルが違う。
Kahn Academy などで地道に勉強できるお子さんなら良かったのかもしれないけど(うちには無理)

でも逆に言うと
その子にやる気があって英語で聞ける・喋れれば、3ヶ月で3年間の勉強が出来る。

あと気にするべきことは、その子の性格。
息子は学校で大変な思いはしたと思うが、他のことは楽しいと思って過ごしていた。
追いついていない3ヶ月に焦りを感じていなかった。
自分を責めるようなことはしなかった。

私だったら落ち込んでいたんだろうなと思う。「なんて自分はダメなんだろう。ここにいてもいいんだろうか?いや、ダメだろう。やっぱりここに来るべきではなかったのかも」なんてことを考えていたんだろうなと思うと、親と子でも子は1人の別の人間なんだなという事にも改めて気付かされた。

親が出来たのは彼が楽しく3ヶ月学べるような環境(先生)を用意することのみ。
親の心配なんてほぼ意味はない。できる事は彼の様子(笑ってるか)を観察するだけ。
ホームスクーラー時代からよく思っていることなのに忘れちゃうなぁ。

ちなみに現在5年生になった彼に「学校のEnglishで困った事やわからない事ない?」と聞くと「ない」と答える。
でも私は彼が文法があやふやなところがあるのを知っている。
複数形とかもはっきりわかっていないのも知っている。

それをどうしていけばいいか、わからない。
自分で気づいて勉強するのを待つか
強制的に勉強を入れ込むか。

まぁ、何が言いたいかというと、
インターに入ったからって悩みの本質は変わらないし、努力はもちろん増える。

「インター入った!やったー!ばんざーい」
ってことにはならないってことがよくわかりましたって話です😆


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