人に会うということ

こんにちは。緊急事態宣言が解除されたのも束の間、1ヶ月も経たないうちにまん延防止等重点措置が発令されましたね。わかりやすくいうとステージ3。

私は飲食業界の人間なので、仕事が減ってラッキー!だけど給料は基本給しかもらえないし、1日の人員がギリギリだからほんと、めっちゃ辛い。昨日は2人営業なのに店内満席でクレーム来ました。「店員2人は忙しい中誠心誠意接客していただきましたので責めるつもりはありませんが、人員の補充をお願いします」だって。ありがとう。

接客する時、本当にお客様を大事にしようって意識でやってる。私そんなに接客好きじゃないと思うんだけど。だから、また来るねとかお姉さんが接客してくれたからまた来ようかなって思ったよとか言われると嬉しい。(でもあんまりお客様の顔覚えられないんだ…)

まん防になる前、友人と何度か会う予定があった。大学の友人が働いているシーシャ屋に行ったり、一人暮らしの友人の家に遊びに行ったり、4人で銀座の中華屋でたらふく食べたり。久々に会って話すと、人と会うことがどれだけ心を安らかにするか、ひしひしと感じる。接客業だから人と話していないわけではないのだけれど、仕事とプライベートじゃまるで別物だからね。

また、今日から家にこもってつまらない日々になるのかと思うと憂鬱だ。どんなに仕事が忙しくても自由に友人と会えて、どこに行ってもいい、マスクをしなくていい世界の方が私は好ましいと感じる。仕事が忙しすぎて誰にも会えないのは嫌だけどね。

コロナのせいで生活がガラッと変わって、失業したり、逆に仕事に追われて文化的な生活を送れていない人が沢山いる。まだまだ終わらないよね、これ。医療従事者の友人が何人かいて、皆ただでさえ激務なのに本当に辛そうで、それだけじゃなくて役所で働いている友人も毎日疲弊していて、終わりの見えない救いのない状況が世界全体を不安にさせている現状が本当にしんどい。嘆くことしかできないのも。

心を和らげるのは人と会うこと。その為に感染症対策はきちんとしなくちゃならない。感染することを諦めて「もういいや」っておざなりになっていってしまったら、それこそ元の世界が遠ざかるだけ。若い人たちは危機感ないって言われてるけど、身近に亡くなった人がいたらそうはならないはずだよ。会えないの辛いよね、もう我慢できないよね、わかるよ。私もそうだけど、それなら対策くらいしようよって思う。

そして出歩くことを一概にそんなに批判しないでほしい。仕事でやむを得ない人もいるから。ニュースで取り上げられるようなトンチンカンなコメントしてる若者は批判されても仕方ないと思ってしまうけどね。

はやくみんなでBUMP OF CHICKENのライブに行きたいです。藤原さんも昨日、42歳になったことだし。恋人にも会いたい、最近また連絡が来るようになりました。

この長い暗闇の末に、必ず光が見えますように。みんな体調に気をつけてくださいね。