【2022年版】BBJ大会 準グランプリ獲得おめでとう!
いや、ホントめでたいです!
BB-Styleのパーソナル指導を受けたクライアントさんが、2022年度のベストボディジャパン(BBJ)で準グランプリを獲得しました。
嬉しい報告です!
BEST BODY JAPANとは?
今や、全国的なイベントになった、ベストボディジャパンという大会。
アーティストの西川貴教さんが昨年、50代の部でグランプリを受賞したことでも一気にメジャーなイベントとなりました。
ベストボディジャパンの大会公式サイトでは、
とあります。
公式サイトを見てみると、一様にマッチョな男性女性が軒を連ねています。
かつて、マッチョ系といえば「ボディビル大会」でしたが、筋肉美を追求したボディビル大会に対して、それ以外の要素が盛り込まれた
多様な審査基準をクリアした、より健康体である状態を目指すコンテストということなのでしょう。
パッと見、マッチョ大会かな?と勘違いしてしまいそうな出場者たちですが、その実は多様な要素を満たしていることが受賞要件のようです。
審査基準はどんなもの?
大会ですから、当然、審査基準がありますね。
公式サイトを調べてみると
①健康美
②全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
③ルックス、顔の表情、表現力
④ポージング
⑤ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
⑥知性、品格、誠実さ
とあります。
それぞれ見ていきましょう。
1.健康美
*男性の方、女性の方共に
健康的なかっこよさや美しさ、健康的な身体を競う健康美コンテストです。
2.全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
*男性の方は
全身引き締まった筋肉、引き締まったバランスの取れた身体。
*女性の方は
引き締まったバランスの取れた身体に加えて、女性らしい美しさのあるスタイル。
3.ルックス、顔の表情、表現力
ステージ上でのさわやかな表情や豊かな表現力ができているか。
4.ポージング
*男性の方、女性の方共に
ポージングそのものが上手く出来ているか、かっこよさや美しさをそれぞれ上手く表現できているか。
5.ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
*男性の方は
ウォーキングレベルはもちろんのこと、姿勢の良さやスムーズな動き方。
*女性の方は
ウォーキングレベルはもちろんのこと、姿勢の良さやスムーズな動き方、ヒールの履きこなし。
6.知性、品格、誠実さ
*男性の方、女性の方共に
ステージ上、会場内での知性や品格のある態度、雰囲気。
SNSの投稿内容なども随時確認させて頂き、知性、品格などの人間性も審査致します。
結構、たくさんの審査基準がありますね。
出場者の仕上がり状態だけを見ると「マッチョマン大会」かと勘違いしがちですが、実はこれだけの審査をクリアする必要があるということですね。
BB-Styleがサポートしたのは『項目5』
審査基準に『ウォーキングを含む身のこなし』というのがありますね。
今回、コンテスト出場者をBB-Styleがサポートしたのはこの部分です。
ですが、
ベストボディジャパン公式認可としてのサポートではありません。
ここは強調しておきます。
BBJの運営さんに問い合わせても
「へ?BB-Styleってなに?」
と言われてしまいますので、お問い合わせはこのサイトのお問い合わせ欄からお願いします。
出場者個人が判断しての、直接の指導要請を受けてのサポートです。
ベストボディジャパンの運営を深く知っているわけではありませんが、過去の出場者で今は後進指導にあたっている方々や、BBJとつながりのあるウォーキング指導の講師がサポートをしてくれる体勢は、一応あるようです。(コンテスト出場者談)
ですが、今回出場した人からは、それとは別に、BB-Styleへと本格始動のオファーを頂きました。
指導したのは基礎の基礎のみ
本格的なモデル系のコンテストなら、コロナ前まで国際モデルを香港で指導していた実績があるので、BB-Styleとしてはウォーキングからポージングまでミッチリと指導するところですが、BBJとモデル系とでは、その歩き方やポージングが全然違います。
さらにはヒールの種類や特徴も違います。
なので、細かなポーズのとり方を指導するのは、BBJお抱えの講師の方が適しています。
その際、出場者に求められるのは「柔軟な対応力」
だから、BB-Styleとしては基礎の基礎をミッチリと指導しました。
ステージの広さや出場者人数、出場順番などで、コンテスト内での歩く歩数や進む方向、ポーズを取るまでの振る舞いなどがすべて変わります。
その一つ一つに柔軟に対応出来ることが、審査員からの評価を高めることに繋がります。
単にウォーキングがキレイなだけでもダメです。ポーズがビシッと取れるだけでもダメです。
それらが一連のつながった動作として表現できるスキル。
歩数が練習してきたものとまったく違っても対応でき、ウォーキングからポーズへと移行する角度や脚の開き具合が練習とは違っても、即座に対応できること。
これらが結果的に、審査基準にもある『品格』の表現へとつながるわけです。
そのため、指導内容は
どんなときでも整った姿勢を作り出せるよう骨格から徹底
ヒールの高さに合わせた脚づかいの基本
前脚と後ろ足、鼠径部と臀部の使い方の基礎徹底
上半身の脱力とアピールポイントがどんな場面でも作り出せるための動き方
など、本当に基礎の基礎を徹底しました。
クライアントからして見れば「もっと実践的な指導をしてほしい」と、その場では感じていたかもしれません。
ですが、ポーズをいくら練習しても、それは切り取りのポージングにしかなりません。
ウォーキングだけをいくら練習しても、取ってつけたような付け焼き刃感が抜けないのです。
地方大会から全国大会と、場所も大きさも、審査員からの距離や、同じステージに同時に立つ人数も違えば、自分がステージのどの位置に並ばなければいけなくなるかもすべて未知数。
そんな場面でチカラになるのは、上記の基礎訓練で身についた『自然体で動ける美しさの演出』です。
ウォーキングはおまけでしかないけど…
BBJはモデルコンテストではありません。
なので、審査基準の中でのウォーキングスタイルの重要性は、さほど高くはないでしょう。
それよりは、身体の仕上がり具合やポージングなどの方が審査としてはよほど重要でしょう。
ですが、身体の仕上がりなどの重要ポイントは、出場者全員が全力で仕上げて来ることはカンタンに予測できます。
文字通り「ベストボディ」な状態でコンテストに出場するでしょう。
そうなった時、その均衡に差を生むのが「魅力の表現」です。
付け焼き刃であっても身に付けていたほうがいいですし、それが自然体レベルで輝かせられるレベルにまでなればさらに評価が高いです。
BBJにとって、ウォーキングはおまけでしかありませんが、トップレベルの均衡の中で、差を生む決定打にもなりうる重要要素だと思います。
それが、今回の準グランプリにつながったと思っています。
本人からのメッセージ
準グランプリ、受賞、本当におめでとうございます!
『菊作り 菊見る時は 影の人』
これは、新平家物語の作者、吉川英治さんが詠んだ句で、昔から披露宴の場でご両親の気持ちを表す言葉として引用されていますが、BB-Styleもまったく同じ気持ちで、いつもクライアントさん達を送り出しています。
指導が終わりしばらく経って、大会も終わってしばらくした頃、クライアントから1通のメッセージが届きました。
本人としては、もっと大会内容そのままの指導をして欲しかったかもしれませんが、
頑なに基礎練習に徹底しておいたことが、どんな場面でも魅力を発揮できるベストボディへとレベルアップへと繋がりました。
もう、ここまで来れば、完全に本人の実力です。
この先、全国大会へと続きますが、さらなる栄光を掴んでくれることを祈っています!
本当におめでとう!
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