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【刺繍応用】作った刺繍作品どうする?

刺繡が好きな方でも、裁縫嫌いという方結構多いと思います。
ひたすら刺繡することが自体が楽しくて、完成したものを仕立てるとか正直興味がない方もいらっしゃると思います。(私も結構そんな感じです!)
絵作品は、描いた後、それどうするの?なんてあまり聞かれないないのに、刺繍作品は、その後どうするの?と求められちゃったりしますよね。

とはいえ、
裁縫は得意じゃないし。。。
刺繡した小物を身に着けたいとか思わないし。。
手作り作品をあげても、迷惑にならない?
などなど。悩みもあるかと思います。

そこで今回は、身に着けるものではなく、
インテリアとして飾る方法をご紹介したいと思います!

飾る方法いろいろ

刺繡作品を飾る方法としては、
①刺繍枠のまま飾る
②フォトフレームにいれる・額装
③木枠・木パネに張る(ファブリックパネルのような感じ)
④スチレンボードに貼る(←今回はコレ!)

こんな感じになるかと思います。

今回は④のスチレンボートに貼る方法をご紹介です。
スチレンボード(「パレパネ」とか言われることもあります。)よく展示とかでポスターの台紙に使われてるアレです!最近は、ダイソー・セリアさんでも取り扱っているので、お手軽に手に入りますよ♪

まずは、さっそく簡単なHOW TO動画をどうぞ!

必要な道具

のり付スチレンボード(今回使用しているのは:5mm厚・片面のり付き)
両面テープ(今回使用しているのは:15mm幅)
丸カン(正式名はヒートンとかマルカンスクリュー)
フェルト(無くてもOK)
木工用ボンド(布に使えるボンドならなんでもOK。無くてもOK)
その他:定規・カッター・ハサミ・楊枝・ヘラ(あると超便利!)

基本全て100均で揃られると思います。
丸カンは、ネジなど売っている工具売り場にありますよ♪

各ステップのワンポイント

Step1:下準備(簡易水張りでしわ伸ばし♪)
作品を洗う→アイロンがけする。これが基本だと思いますが…
正直、飾る作品はアイロンを避けたい!です。
理由は、アイロンでふんわりした作品が潰れる、細かなシワまで伸ばせないからです。なので、この簡易版水張りがお薦めです♪
やり方は簡単です。平台の上で、濡らした作品をピシッとのばして貼付け、自然乾燥待ち!以上!

◆霧吹きじゃなくて、さっと水に濡らしてでもOK!
◆ついでに濡らした綿棒等でチャコ跡も消してしまいましょ♪
◆乾くのが待てない時は、ドライヤーで。でもコツがいります↓
(風でパタパタするので、シワがのびず、逆にナミナミになってしまいやすいので…シワを伸ばすしながら、ゆっくり乾かしてみてくださいね♪)

Step2:パネルをカットする
パネルの大きさ決めは、布の大きさによってある程度決まってしまうと思いますが、スチレンボードの断面が見えるのはカッコ悪いので、サイドが布で隠せるだけの余剰が欲しいです!折り返し分の余剰は(パネルの厚み+1~2cm)くらいは欲しいです。

今回は、
5mm厚のボードで、たまたま両面テープが15mm幅だったので、
両面テープの幅に合わせて布をカットしてしまえば、
裏側に1cm位布がまわるので、ちょうど良い感じなので、
余剰を15mmとれるサイズにしてます。


Step3:貼り付ける
パネルの糊面に作品を丁寧にはりつけます。
その後、余剰布部分に両面テープをつけ、パネルに貼っていきます。
パネルの糊面の方は、そっと剥がせば貼り直しができるので、丁寧に貼りましょ♪ 逆に両面テープで貼る箇所は、ボードによっては一発勝負ですので慎重に!

購入したパネルにもよりますが、上質なパネルは、裏面に紙が貼られてます。貼りなおすと、その紙ごとビリビリになってしまいます。今回のようにフェルトで裏地をつければ隠せますが、できれば避けたいところです。逆に、裏がスチレンむき出しパネルは、やり直しがきくけど、パネルがソリやすいので、やはり裏紙の貼ってある方が好ましいかと思います。


Step4:裏処理をする
四隅の角を楊枝や目打ちなどで、綺麗にとってあげます。
布の重なる部分は浮いたり、布端は糸のほつれなどあるので、
ボンドをつけた後、指で刷り込ませておくと安心綺麗です♪

裏地のフェルトはあってもなくても良いですが、どうせなら綺麗にします。
サイズは、正面やサイドからフェルトがチラ見えするのが嫌なので、私はパネルより数ミリ小さくしています。


Step5:金具を取り付ける
ピンや目打ちで穴をあけてから、丸カンをねじ込みます。
特にコツは無いですが、飾る時に作品が傾いちゃったりするのを避けるためにも、いちおう穴の位置は定規で測ってくださいね♪
丸カンのサイズは、標準パネルの厚みを考えると、基本極小~小サイズになると思います。だいたいセットで売っていると思うので、一番小さいサイズが入ってるセットで♪


おまけ

スチレンボートの購入時にチェックする事
厚み(3mm/5mm/7mm)
一般的な厚みです。3mmは歪みやすいので、個人的には5mmか7mmが良いと思aいます。
◆(片面・両面)のり付き?のリ無し?
ここポイントです。のり付きで!片面か両面かは、用途に合わせてです。
今回の動画のように、裏地をつける時は両面でも良いですが、
両面テープがあれば、片面で十分です。
◆サイズ
「どうせカットして使うし。大きいサイズを買っとけば安心♪」
と思うかもしれませんが・・・
スチレンボードを綺麗にカットするのが結構苦手な方多いです!
なので、小さい作品なら初めからA4サイズ位のもを使った方が楽かもです。
狭い机の上でも作業できますし、持ち帰る時に袋に入らない!折れ曲がらないように!とかの面倒が減ります♪ ちなみに、カッターは刃を折って、新しい刃にしてからで♪


フォトフレームなどに入れて飾るのも素敵ですが、市販のフレームでは作品サイズに合わないなどもあります。その点パネルだと、サイズが自由に合わせられ、また保管もしやすいかと思います。せっかく作った作品なので、綺麗に飾ってみてくださいね♪

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