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ダブルスタンダード杯 第1回大会レポート

本稿は11月19日に行われた私設ルール大会、ダブルスタンダード杯の第一回大会レポートです。

ダブルスタンダードルールの詳細についてはこちら

初回も初回、どうなるか分からない実験的な大会となった本大会。
募集に対して3人のプレイヤーが集まり、私含めて4名での開催となりました。

ダブルエリミネーション方式でのトーナメント戦、
1試合毎に観戦し、終わってみれば4時間を超える大会でした。

以下、大会のデータです。

大会結果・出場選手採用デッキ

優勝 シゲゾウ

バリアンズクラゲシャーク

バリアンからロンゴミも見える構築
バハシャ餅がシンプル強い

魔術師

慧眼と時空強すぎホンマ
「うららとGは事故のもと」という信条での採用枚数が光りました

準優勝 ぽいぽい

おじゃまアームド・ドラゴン

なんやこのデッキ…ぽいぽいは爪痕残したなあと
もう解説はしませんので疑問点はぽいぽいに直接聞いてください

勇者霊魂鳥神

今日の最強カードは「天 岩 戸」!
1回は必ず先攻を引けるこのルールでの決定力がエグいぞ!
アームド・ドラゴンと霊魂鳥神は結界像を見ての採用だったとのこと

ぼびたん

ふわんだりぃず

無個性、ただ大会では再現性が重要だと思うのでシンプルにしました

烙印エルドリッチ

もっと練れたよなあ、と思いながらこれを書いています

ややチキ

ふわんだりぃず

うららとツイツイを採用とは恐れ入った
事実刺さりました

LL鉄獣戦線

結界像のお別れ会だと思ってこの2デッキを持ち込んだそうです

各試合のデータ

全15試合
先攻勝数:11
後攻勝数:4
先攻勝率:73%

■1マッチ目
ぽいぽい先攻エスプリ ○
ぼびたん後攻ふわん

ぼびたん先攻エルド ○
ぽいぽい後攻おじゃま

ぽいぽい先攻おじゃま
ぼびたん後攻ふわん ○

■2マッチ目
ややチキ先攻ふわん
シゲゾウ後攻シャーク ○

シゲゾウ先攻魔術師 ○
ややチキ後攻ふわん

■3マッチ目
シゲゾウ先攻魔術師 ○
ぼびたん後攻ふわん

ぼびたん先攻エルド ○
シゲゾウ後攻シャーク

シゲゾウ先攻シャーク ○
ぼびたん後攻ふわん

■4マッチ目
ぽいぽい先攻エスプリ ○
ややチキ後攻ふわん

ややチキ先攻ふわん ○
ぽいぽい後攻おじゃま

ややチキ先攻LL鉄獣
ぽいぽい後攻おじゃま ○

■5マッチ目
ぽいぽい先攻おじゃま
ぼびたん後攻エルド ○

ぽいぽい先攻エスプリ ○
ぼびたん後攻ふわん

(ぼびたんDROP)

■6マッチ目
シゲゾウ先攻シャーク ○
ぽいぽい後攻おじゃま

シゲゾウ先攻魔術師 ○
ぽいぽい後攻エスプリ 

大会の総評

クソ疲れた。もう主催と選手の両立やめたい。

大会に出場・観覧いただきありがとうございました。
デッキ審査と当日のジャッジを担当してくれた友人湊くんもありがちょ。

身内だけの大会になるんやろなと思っていましたが、Twitterの告知からややチキ君が参加してくれて、とても嬉しかった。
次回以降もぜひ出てくれよな!

初回大会ということでかなり丁寧に進行しまして、4時間超えになってしまいましたが、大会の趣旨のやりたいことは出来たと思います。

大会の傾向について

まず大会の結果を見て
「Tier中下位・マイナーデッキが有利なルールなのか?」
と思われるかもしれませんが、違います、全く。

参加者が4人ですのでデータとしての説得力は弱めなんですけれども、半分の2名がTier上位のデッキを持ち込みました。
ダブルスタンダード杯はTopTierを持ち込むのが”板”のルールであることは間違いないです。

ただ、大会のプレッシャーやぼびたんの練度不足、何よりもぽいぽいの天岩戸にぐちゃぐちゃにされたのが大きかった。
完全に壊された。特出した個性が光る、これもまたダブルスタンダード杯。

結果的には普段使いして回し慣れているTier中位の2デッキを持ち込み、日常的にぽいぽいと対戦していて、いわゆる人読みまで対策できているシゲゾウが一歩抜きん出た形になりました。

しげちゃん、マジでおめでとう!
出したね、”解答”。

対戦の持ち時間について

これは言及せざるを得ないでしょう。
全15試合中、長考によるタイムアウトが原因の敗戦が3戦ありました。
これについては事前にややチキ君から問い合わせもあり、持ち時間は300秒であることは明確にしていました。

この持ち時間が絶妙に少なかった…私もタイムアウト負けありました。
ただ、マスターデュエルの仕様上300秒の次は600秒、そうなりますとソリティアし放題になってしまい、大会時間がエグいことになる危険性があります。

これについては今後も300秒でいきます。300秒でアダプトしてください。
理不尽さも大会の妙というか、面白さだと思います。
んまあ、練度が大事だということは優勝者が体現していますのでね、私も練習します…。

次回大会に向けて

まず無視できないのが、はっきりと数字で表れた先攻勝率73%という偏りです。

確かに、遊戯王は先攻有利。
しかしながらダブルスタンダード杯では、最悪後攻を2回引いてもマッチで勝てるようにする必要があります。

ここに、「ダブスタ杯、後攻特化デッキ持ち込み得説」を投げて考察の余地を残したいと思います。
よーし!おいたんヌメロン握っちゃうもんね!(発禁令)

上記でも触れましたが、ガチの環境デッキも、個性が光るマイナーデッキも輝けるのがダブルスタンダード杯。

まだまだ参加者足りません。
本稿をご覧のあなたの参加をお待ちしております。
自分が強者の“側”であることを証明せよ!

次回大会は12月
続報を待て!

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