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アメリカン・ビューティー

※映画の一部ネタバレを含みます。

「アメリカン・サイコみたいな映画かなぁ」と思って見たんですけど、全然違いましたね。

「アメリカ社会を皮肉った映画」とか「ブチぎれた中年男性がハチャメチャする映画」と聞いていたので、てっきりアメリカン・サイコみたいに、主人公が裸でチェンソーをもって女性を追いかけまわしたりする映画かと思ってました。
アスパラガスはぶん投げましたけど。

マリファナでお小遣い稼ぎするティーンエイジャーとか、同性愛者に嫌悪感を持っている軍人とかはアメリカっぽいなぁと見てたんですけど、彼らの抱える闇とかもしっかり描かれていました。

人を使い捨てにする会社とか「平凡」を忌み嫌って恐れる若者の描写とかは日本人の私でも身近に感じやすかったです。

アメリカン・サイコもアメリカ社会の暗い部分を描いた作品でしたが、こちらはもうちょっとしっとりと暗部を描いているような気がします。


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