見出し画像

4年ぶりのオープンマイク

2023年9月29日金曜日に、
実に4年ぶりとなるオープンマイク出演を果たしました。

会場は、JR中央線荻窪駅からほど近い
Acoustic Live Cafe「アルカフェ」

演奏した曲は2曲、

一つは、
私も、私の妻も好きなアーティスト
ポルノグラフィティの「サウダージ」
こちらはギター弾き語りで、

もう一つは、私のおばが大好きな
韓流ドラマ「冬のソナタ」の挿入歌「My Memory」
こちらはピアノの弾き語りでした。

4年ぶりの出演は、
反省点もありましたが、大成功でした。

現在も、今回の出演をステップに、
次の出演に向けた準備を進めているところです。

今回の記事では、
私が、今回の4年ぶりの出演を通して得た
教訓、新たな発見について書いています。

あなたが、私と同じように初心者として音楽に取り組んでいたり、
音楽に限らず、
何か新しいことにチャレンジしようとしているなら、
きっと参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。


成功ポイント

冒頭でも書きましたが、
今回の出演は大成功だったのですが、

今回の出演を成功たらしめた一番の要因は、
「出演したこと」です。

私のような初心者(初心者じゃなくてもそうかもしれませんが)にとって、
人前で演奏するというのは、かなりの心理的ハードルがあります。

本番までに弾けるようになれるだろうか?
弾けるようになったとしても、本番でミスなく上手に弾けるだろうか?
ステージ上で頭が真っ白になって、演奏をストップすることになったりしないだろうか?
他の上手い出演者の前で、稚拙な演奏を披露するのは気が引ける。
馬鹿にされるのではないか?
情けない、惨めな想いをするのではないか?

これらのハードルを乗り越えて、
”出演する”と決意するのです。

これらのハードルは出演を決意した後も、
何度も何度もやってきます。

また、社会人として生活していれば、

仕事が・・・
家事が・・・
育児が・・・
親が・・・
付き合いが・・・
体調が・・・

「今回は、やめとくか・・・」となるきっかけはいくらでもあります。

それを乗り越えないと、
”出演”を果たすことはできないんです。

実際、私も練習が思うように進まず、
出演日をなかなか決められませんでした。

ただ、”上期中に出演する”ということだけは心に決めていたので、

私は、これを乗り越え、
”出演”を果たしたのです。

反省点

もちろん反省点もありました。

今回の反省点は、

ズバリ、

”演奏のクオリティが低い”

これに尽きます・・・

事前の練習ではある程度やれる感じはつかめていたのですが、

本番のステージに立つと、

めちゃくちゃ緊張し、足が震え、
楽器を弾く手も、まるで自分の手ではないような感じで、
ミスを連発してしまいました。

会場の聴衆の視線も、
皆さん、そういう目では見ていなかったと思いますが、
痛かったです。

正直、
自分が、恥ずかしく、情けなく、惨めでした。

練習でこの位できていれば大丈夫だろう、
が全然足りていませんでした。

これは練習あるのみなので、
引き続き日々の練習を積上げていくことで、
改善したいと思います。

恥ずかしい、情けない、惨めだの先にあるもの

店主が私の演奏を撮影してくださったので、
聴きたくなかったですが、
勇気を出して聴いてみました。

やっぱりひどい演奏でした。

でも、

恥ずかしい、
情けない、
惨め、

という感情が更に強まったかというと、
意外にもそうではなく、

それを通り越して、
笑えてきました。

そして、それでも最後まで演奏しきった自分が、
誇らしくなりました。

これが「自信」というものなんだと思います。

私も含めて初心者の方は、演奏技術への自信のなさから、
自分の演奏を聴くことに消極的になりがちだと思いますが、

自分の演奏を積極的に聴き、
演奏している姿を見るべきだと思います。

一見、情けなく、恥ずかしく、惨めで、滑稽に見えますが、
それでも一生懸命にやっている自分の姿は、
自信になります。

家に帰って自分の演奏を聴くまでがオープンマイク

自分の演奏を聴き、
笑い、
それでもやり切った自分に誇らしさを感じた後、

今度は、それまでの、
落ち着かない感情が、すぅーっと消えて、

すごく落ち着いた気持ちになり、
冷静に「よし、次行こう」という気持ちになりました。

自分の演奏が終わり、
店から出て、家に帰っていますので、
形の上ではオープンマイクは終わっているのですが、、

頭の中は、色んな気持ちが次から次へと湧き出てきており、
気持ちの上ではオープンマイクはまだ終わっていないような状態でした。

それが、
自分の色んな気持ちに向き合う時間、
自分の演奏を聴く時間を経て、
整理され、

ようやく気持ちの上でも、
今回のオープンマイクが終了したんだと思います。

今回の出演で得たもの

今回の出演で私が、
”できたこと”、”できなかったこと”、
”得たもの”を改めて整理すると、

”できたこと”
出演すると決めて、本当に出演した。
⇒長い準備期間になったけど、諦めずよくやった!

”できなかったこと”
満足いく演奏ができなかった。
⇒練習の量はもちろんですが、質も改善の余地あり。

”得たもの”
自信
⇒これは出演したからこそ得ることができたものでして、
 満足いく演奏ができたとか、できなかったとかとは別物です。

 やると決めたことを、
 やりきった自分に出会えたことで、

 次も、そのまた次も、
 俺はやれる!という自信を得ることができました。

今、何かにチャレンジしているあなたへ

この記事を読んでくれているあなたに、
私が伝えたいのは、
とにかく小さな本番を作って、
小さな自信を積上げて欲しいということです。

新しいことにチャレンジすると、
チャレンジ開始当初は、
新鮮な気持ちで前に進めるのですが、

スタートしてから時間が経ち、
いわゆる下積み期間に入ると、
このままで大丈夫なのか?という不安が大きくなってきます。

これを放置しておくと、
不安はどんどん大きくなり、
最終的にはその不安に負けてやめてしまう。

初心者はとにかくこの不安に負けないで欲しい。

そのためには、
とにかく小さな本番を作って、
それを乗り越えて、
小さな自信を一つ一つ積み上げて欲しいんです。

私も小さな自信を積上げるために、
またオープンマイクに出ます。

それでは。

ぼぶ太朗のサポートをお願いします。 ぼぶ太朗は、ぼぶ太朗の活動を通して、皆様がより幸せになってもらえるよう、 いただいたサポートを、ぼぶ太朗の活動や研鑽のために使わせていただきます。