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『遊佐未森35周年記念ツアーブック』の話
遊佐未森さんのコンサート cafe mimo Vol.23 ~春爛漫茶会~(2024年4月7日)に行ってきました。
遊佐さんの単独コンサートに参加したのは初めてだったのですが、大変良かったです。
ゲストのモモンガ・コンプレックスの舞踏も遊佐さんの世界観をうまく表現していてマッチしていました。
特に個人的に大好きな「君のてのひらから」を聴くことができたのはとてもうれしかったです。
さて、コンサートといえば物販も楽しみの一つです。
今回は資料的価値を期待してツアーブックを三冊購入。いずれもフルカラー120ページほどで意外とボリュームがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712835492634-y9H0NvMaJJ.jpg?width=800)
3冊のうち『35周年記念 ツアーブック』と『潮騒ブック』は特に資料的価値が高い。
遊佐未森のファンなら手元に置いて損はないだろう。
『カフェミモ・ブック』はセットリスト載せてくれたら超一級の資料になったんだけどな……
それで、本記事では『35周年記念 ツアーブック』から気になったところをピックアップしてみます。
本の構成は表紙から縦書きの対談とインタビュー、裏表紙から横書きのディスコグラフィーの本人解説と年譜となっています。
ディスコグラフィ―の『空耳の丘』
このアルバムのミックス・ダウンで初めてロンドンに行って、その時に、その後の自分の活動に影響があったクラウデッド・ハウスやジェーン・シベリー、それにピンク・フロイドのライブも見ることができて、"自分が進むべき道にとって、これは何か意味があるんだろうな"ということは感じました。
おお、ロンドンでピンク・フロイド見たのか! うらやましい!
88年ということはロジャー・ウォーターズ脱退後のデヴィッド・ギルモア主導体制のツアーですね。
このツアーには松任谷由実も影響を受けたと語っている。
そして1988年、ピンクフロイドの来日公演を観て、自分がイメージしてきたことに確信が持てた。会場は日本武道館だったと思うけれど、衝撃的な体験でした。音楽と照明が一体化したステージで、私の心の中まで操作される気がしたほど。
ディスコグラフィーの『アルヒハレノヒ』
まず外間さんから"ハワイ"というキーワードが出てきて、荒俣宏さんのハワイの本を読んだりして、ハワイの楽園性みたいなことにすごく引き込まれたんです。
ハワイを知るのに荒俣先生の本を手に取るというのはやっぱりちょっと変わってるねw
年譜
この年譜も気合が入っている。こちらの方が担当されたそう。
年譜を担当しました。 https://t.co/Gum2ntvaYR
— やっき/齋藤靖朗 (@SAITO_Yasuaki) November 12, 2023
1995年
07/24 LOVE, PEACE & TRANCE with 細野晴臣 @西麻布YELLOW
LP&T唯一のライブ。
実は私はこれを細野ファンとして見に行ってました。
細野さん目当てだったので「ハス・クリヤ」を歌われたこと以外は覚えてないな。
1999年
NHK BS 「伝説のスーパースター大全集」で司会を務める
これは見た記憶があるのだけど、うじきつよしさんと二人でMCをしていて、ゲストがCharさんだった。
NHKが持つ洋楽の秘蔵ライブ映像を流す番組だったんだけど、その中でオランダのプログレッシブロックバンド Focusの「Hocus Pocus(悪魔の呪文)」という曲の映像が流れました。
映像を見た遊佐さんが驚愕の表情で「……ヨーデルおじさん!」とつぶやいたのが当時のプログレファンの間でちょっと話題になったのです。
その遊佐未森を驚愕させた映像がこちら。
確かにヨーデルおじさんですね!
以上です。
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