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アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド ルール / サマリー [Unmatched: Battle of Legends]

【基本情報】

プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20-40分
対象年齢:9歳〜
発売時期:2019年
テーマ:フィギュア×対戦
メカニクス:エリア移動/ハンドマネージメント/プレイヤー別固有能力
ゲームデザイナー:ロブ・ダヴィオー(Rob Daviau)/JRハニーカット(JR Honeycutt)/ジャスティン・D・ジェイコブソン(Justin D. Jacobson)

【ゲームの概要】

物語や映画や神話に登場するあらゆる戦士たち同士の決闘をテーマとした対戦ゲームです。
それぞれの能力を駆使し、相棒と協力し、相手を倒すことを目指します。

【ゲームの準備】

ゲームボード
・両面仕様になっており、どちらかを選び広げます。
英雄
・プレイヤーはそれぞれ英雄を選び、英雄に対応する次のものを受け取ります。
 □ アクションカード(30枚)
 □ キャラクターカード
 □ 英雄フィギュアと相棒トークン
 □ ヒットポイントカウンター
 □ その他の固有の準備物
・ヒットポイントカウンターは、キャラクターカードに記載されている英雄と相棒のヒットポイントに合わせます。(HPがない相棒は1です)
アクションカード
・プレイヤーはそれぞれ自分のアクションカードをシャッフルし、裏向きで置き、アクションカードデッキとします。
・そこから5枚引き、最初の手札とします。
初期配置
・年下のプレイヤーから、英雄をボードの[1]のマスに置きます。その後、相棒トークンを英雄と同じエリアの別のマスに置きます。
・次の年上のプレイヤーが、同様に英雄と相棒を配置します。
・ゲーム開始前に決めておくことがあれば、この時点で決めます。(例:アリスのサイズ等)
マスとエリア
・各マスには1人の戦士しか止まることはできません。
・マスとマスが線で繋がっている場合、それらのマスは隣接しているものとします。(移動や攻撃の際に参照します)
・マスには色がついており、同じ色のマスは同じエリアとなります。(マスとマスの距離は関係ありません)
・マスに複数の色がある場合は、複数のエリアに属しているとみなします。
先手プレイヤー
・年下のプレイヤーが先手プレイヤーとなります。
《カードについて》

カードの種類と数値:左上
・攻撃、防御、両用、策略の4種類
・その下の数字は、攻撃力もしくは防御力

使用可能な戦士:種類の下
・そのカードを使用可能な戦士の名前

ブースト値:右中央
・移動時などブースト効果を使用する際に参照する数値

【ゲームの流れ】

・先手プレイヤーから交互に手番を行います。
・手番では次の3種類から、2つのアクションを実行しなければいけません。(パス不可、同じアクション可)
 1. 移動
 2. 策略
 3. 攻撃
・手札の上限は7枚。手番終了時に7枚以上ある場合、捨て札にしなくてはいけません。
・どちらかの英雄のヒットポイントが0になるとゲームは終了します。

1. 移動

ステップ1:カードドロー(必須)
・デッキの一番上のカードを1枚引き、手札に加えます。
カードを引く
・移動アクションやカード効果によってカードを引く場合、必ずカードを引かなくてはいけません。
・デッキが尽きた状態でカードを引かなくてはいけない場合、デッキを作り直すことはせず、引けなかったカード1枚につき2ダメージを即座に受けます。
ステップ2:戦士たちの移動(任意)
・キャラクターカードに記されている移動力分だけ、英雄と相棒をそれぞれ移動させることができます。
・英雄と相棒を好きな順番で移動できますが、移動を終えてから別の戦士を移動させます。
・英雄と相棒を同じマス数だけ移動させる必要はありません。
・移動力以内で移動を終えることもでき、0マスも可能です。
・移動力をブーストして移動することもできます。
移動ルール
・戦士を移動させる時、移動先のマスは元のマスに隣接している必要があります。
・味方の戦士がいるマスを通過することはできますが、同じマスで止まることはできません。
・敵の戦士がいるマスは通過も停止もすることができません。
ブースト
・手札からカード1枚を捨て札にすることで、そのカードのブースト値を移動力に加えることができます。
・カードの他の効果は全て無視します。
・捨て札にするカードは、移動する戦士に対応したカードである必要はありません。
・アーサー王の能力など、移動力以外をブーストする能力もあります。

2. 策略

・どの戦士が策略を使うのかを宣言し、手札から策略カードを選んで表向きでプレイします。
・カードにはそれぞれ、英雄と相棒のどちらが使用できるカードなのかが記されています。
・策略カードは効果の解決後、捨て札置き場に置きます。
捨て札置き場
・捨て札はプレイヤーごとに管理します。
・捨て札置き場のカードは表向きで重ねておきます。
・捨て札置き場の内容は、どちらのプレイヤーでも内容を確認できます。

3. 攻撃

・どの戦士が攻撃を行うのかを宣言し、手札から攻撃カードを選んで裏向きでプレイします。
・手札にその戦士が使える攻撃カードがない、もしくは攻撃対象となる敵戦士がいない場合、攻撃アクションを実行できません。
ステップ1:攻撃対象の宣言
・全ての戦士は、隣接するマスにいる敵戦士を攻撃できます。
・隣接攻撃アイコンのある戦士は、隣接しているマスの敵戦士のみを攻撃できます。
・遠隔攻撃アイコンのある戦士は、隣接しているマスもしくは同じエリアにいる敵戦士を攻撃できます。
ステップ2:カードの選択と公開
・攻撃側のプレイヤーは、攻撃する戦士が使用可能な攻撃カード1枚を手札から選び、裏向きで出します。
・その後、防御側のプレイヤーは防御する戦士が使用可能な防御カード1枚を手札から選び、裏向きで出すことができます。(任意)
・双方が選び終えたら、出したカードを同時に表にします。
ステップ3:戦闘の解決
・ほとんどのカードは効果を持っており、どのタイミングで効果を解決するのかが記されています。(即座、戦闘中、戦闘後)
・特定の場合を除き、カードの効果は必ず解決します。
・戦闘は次の順番で処理を行います。
 ① 即座能力の解決
 ② 戦闘中能力の解決
 ③ ダメージの計算と解決
 ④ 戦闘後能力の解決(カード能力→英雄などの能力)
 ⑤ プレイされたカードを捨て札にする
・戦闘後能力は、戦闘で戦士が倒された場合でも、ゲーム終了となっていない場合は効果を解決します。
・2つの効果を解決する場合、防御側の能力を先に解決します。
ダメージの計算
・攻撃側は防御側に、「攻撃値ー防御値」のダメージを与えます。与えられたダメージ分だけヒットポイントカウンターを減らします。
・攻撃側は、防御側に1でもダメージを与えた場合、「戦闘に勝利した」ものとします。
・防御側は、ダメージを受けなかった場合、「戦闘に勝利した」ものとします。
戦士の敗北
・ヒットポイントが0になった戦士はその時点で敗北します。
・相棒が倒された場合、即座に相棒トークンを戦場から取り除きます。
・英雄が倒された場合、即座にゲームに敗北します。

ゲームの勝敗

・相手の英雄のヒットポイントを0にした時、ゲームに勝利します。



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